株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-04-21 11:30:00

後場の注目株

史上初の原油価格マイナス化で思惑を誘う銘柄など

石井鐵工所(6362)
石油、LPGタンクの老舗。昨日のNY原油先物市場は、受け渡し期間が最も短い期近物である5月限が史上初のマイナス価格をマークするという歴史的な相場となった。要因としては新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が制限されたことにより石油需要が激減し、保管スペースが枯渇し買い手がつかなくなったことが挙げられる。そのため石油備蓄タンクを扱っている同社は何らかの思惑買いが入ってもおかしくないだろう。同様の関連銘柄でトーヨーカネツ(6369)も見ておきたい。

FUJI(6134)
電子部品組立など自動装着装置を扱う。新型コロナウイルスの影響でNAND型フラッシュメモリの供給が不足する見通しが立っている。5G導入などで供給不足がさらに広がる可能性もあり、NANDの価格も値上がりすることが見込まれ同社にとっては追い風となりそうだ。また、中国比率が高いためいち早く経済が再開している中国の恩恵を受ける銘柄でもある。チャートも3月から下値切り上げ型で良い形。

ウシオ電機(6925)
産業用ランプで世界トップ。同社はこのほどウイルスの感染力を抑制し殺菌作用のある紫外線照射装置を開発した。従来の紫外線光源と異なり人体にはダメージを与えずにウイルスや細菌にだけ効果を発揮するとのこと。既にインフルエンザウイルスや、猫に感染するコロナウイルスへの効果の実証実験が済んでいるとのことで、新型コロナウイルスへの効果も期待できるとして注目される。この材料を受けて前場は寄り高陰線を引いているが、押し目買い候補として監視したい。

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