株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2020-04-24 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

コロナショックを乗り越えた先に待つ株高のストーリー

今週もお疲れさまでした。
とにかく新興市場の激しい上下が印象的な一週間という印象でしたが、短期トレーダーはうまく乗りこなせたでしょうか?

相場全体の注目はなんと言っても原油安でしたが、株式市場への影響はそれほどでもなかったと言えるのではないでしょうか。
これもトランプ米大統領が対イランで「嫌がらせしたら撃沈」と警告しただけで原油価格が急騰したりする始末ですから、もはや原油の在庫どうのこうのといった話とは事情が異なってきました。

はい、これは当コラムでは何度かお伝えしてきた中東情勢の緊迫化、地政学リスクの再燃ですね。

さらに米国の軍艦が台湾海峡を巡視し始めており、このところの台中間の緊張度合いの高まりに対しても牽制する動きを見せ始めました。
これも年明け早々からお伝えしてきた国際情勢のワンシーンですね。

先日改めてご紹介させていただいた石川製作所(6208)、細谷火工(4274)、豊和工業(6203)の値動きも明らかに腰が入ってしっかりとした上値指向になってきています。

これらはリスク管理の観点からもこれらは実際に触らずとも監視はしておいた方がよいでしょう。
いざ動き始めたらボラティリティは高く、難易度は上級者向けの相場になるかと思います。

こんな小難しい世界情勢を細かい各国の動向まで踏み込まずとも、手っ取り早く、かつ低リスクで底値圏から高騰が期待できる銘柄が出始めています。

最近このコラム内でも常連になってきたティーケーピー(3479)は証券会社のレーティング変更もあって本日20%超の急騰でした。
スペースマーケット(4407)も前引け前あたりから急騰して一時10%近く上昇しましたが2ケタ上昇は維持できずに利食い売りで値を消しましたね。見どころとしては十分と言えるでしょう。

週末で月末も近いわけですから利益確定売りが出やすいのは当たり前です。
しかも大型連休を控えているわけですからポジションを整理する動きが強まることも容易に想像がつきます。

しかし、それでも収益機会が見込めるのであればすかさず狙っていきたいと考えるのが投資家の性とも言うべきものです。

私はどちらかと言えば、見境なくポジポジ病が発動してしまう投資家さんにはそれを戒めようとしますが、それなりの投資理由つまりストーリーが出来上がっているのなら話は別でしょう。

そんなうってつけの銘柄が、本日2回目、改めてお伝えする【ブラックダイヤモンド銘柄】というわけなのです。

いや、ストーリーが仮にあったとしてもコロナウイルスで前提が崩れたら結局2月・3月の二の舞じゃないか?あるいは二番底あったらひとたまりもないんじゃないか?と考える人は少なからずいることでしょう。

しかし、あえて言えばそれは終わった話で、もし二番底があるとすれば先日IMFが発表した世界GDP▲3.0%の落ち込み、米国は▲7.9%の下方修正、欧州と言っても広いのでドイツ・フランスで▲9.0%弱、日本は▲5.9%で政府も景気判断をようやく悪化としました。

日本は相対的にダメージ少ないですが、消費増税分が含まれていることも忘れてはいけないですね。
つまり、【日本市場が下げ渋る要因はここにもある】ということに目を向けなくてはならないでしょう。

そして、各国はロックダウンで政治強制的な経済活動の停止、さらに強権的なところでは外出自粛に反したとして逮捕者まで出ているカオスな状況です。

ここからの二番底は極めて確率の低いテールリスクをどう考えるかと同じことです。
例えば、サプライチェーンの寸断の話は聞かなくなりましたが、仮に未曾有の大地震などが起こって東京を直撃、北朝鮮のミサイルが東京に落下、そうしたリスクを考えるに等しいことだと言えます。

後はもう這い上がるしかない状況が作り出されているのが今の株式市場だということを再認識しておきましょう。
各国の政府・金融当局が現在進行形で追加対応策をバンバン打ち出していることから、その効果は後から波状攻撃のように効いてきます。

日本政府は緊急事態宣言を出して、今も休業や外出自粛の要請を強化していますが、ひとまずはこれを5/6までとし、おそらくは10日くらいまでは延長もあり得るのでしょう。

しかし、マーケットは収束に向けた観測段階から上昇が始まりますので、いや、もう始まってきている可能性があります。

見方が変わった株価は一気に上昇して結局高いところを掴まされるリスクがかえって高くなりますので、ポストコロナの準備は万全に整えておきたいところです。


≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★ブラックダイヤモンド銘柄(****)
コロナショックを受けて機関投資家が狙いを定める銘柄に照準。
決算発表シーズンをうまく立ち回るコツを伝授!
ストップ高交じりの急騰可能性も十分!

※【ブラックダイヤモンド銘柄】とは?サイト内特設ページでご確認いただけます※

▼【加藤あきらの投資戦略室バックナンバー】▼
※詳細はコチラをクリック※

【 相 場 の 格 言 】
『人が冷静さを失っているとき、あなたが冷静さを失わなければ、
 あなたは富を築くことができる。』
(マーク・リッチー)

『最高のトレーダーは多くの独特な考え方をしている。
 彼らはその一つとして、恐れずにトレードを実行し、また同時に軽率なトレードと恐怖心によるミスを防ぐ心構えを習得している』
(「ゾーン 相場心理学入門」より)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
【ブラックダイヤモンド銘柄】

執筆者:加藤あきら

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック