スリー・ディー・マトリックス（7777）
医療製品を開発するバイオベンチャー。中国のバイオ企業と協力し新型コロナ「抗体検査」キットの開発に乗り出すとのこと。抗体検査薬は新型コロナウイルスにかかった患者の体内に産生された「抗体」の有無を検出し、ウイルスに対する免疫を獲得している人を調べられる。米国でも抗体検査の実施が増加しており日本でも提供準備を整えているため市場規模は大きい。本日は寄り天で利確売り優勢。日経平均株価が大幅上昇につき一時的に資金が逃げた格好だが押し目は監視。

エムケー精工（5906）
洗車機や食品加工機を手掛ける同社はステイホーム期間による家庭料理の拡大に一役買っている。切り餅を使ってもちもちとしたスイーツや料理が作れるもちブレンダーや、家でも煙を出さずに焼肉ができる無煙ロースター、出来立てのパンを作れるホームベーカリー、ヨ―グルトメーカーなど興味深い調理器具を数多く扱っている。学校休校で3食作らなければならなくなった主婦や、時間のある今だからこそ凝った料理を作ろうという主婦などのニーズにピタリと当てはまる銘柄と言える。チャートを見ても4/27にますかけ陽線を引いたため相場の転換点となった可能性があり要注目。

コメダホールディングス （3543）
コメダ珈琲店チェーンを運営。緊急事態宣言の延長がより明確となり悪材料出尽くし。優待も人気のため下値には買いが入りやすい傾向がある。元々業績が良いためコロナの終息が少しでも色濃くなれば顧客は安定的に戻るだろう。個人投資家や機関系からもコロナのダメージを受けても今後持ち直せる力のある飲食チェーンとして期待が高い。世界同時株高も手伝って第2段階のリバウンド相場となりそうだ。