上値抵抗突破でテクニカル買いシグナル点灯へ
モバイル端末向けソフト開発を技術支援する独立系のシステムインテグレータで、社会インフラや金融向けシステム開発、組込ソフトウェア開発に強みを持つ。IT活用・サポートでクラウド環境の構築や自動運転・車載システムの開発、ロボット及びAI(人工知能)活用支援なども行っている。
業績面においては2/4に第3Q決算発表を行い、累計売上高は前期比10.0%増収、営業利益は同15.1%増益と好調を維持。足元10-12月の業績はやや足踏みとなったが経常利益進捗率は76.0%と計画線上にある。新型ウイルス感染拡大を機にテレワーク導入の動きが加速しており、同社もビジネスアプリプラットフォーム「Canbus.」を6/30まで無償提供を開始するとして、新たな顧客層の開拓につなげる。
株価は3/27に戻り高値1527円をつけて中段保ち合いに移行したが、足元では着実に売り物をこなしながら下値を切り上げる動きとなっている。戻り高値更新とともにテクニカル一目均衡表が三役好転してくれば再び成長期待が復活して上値を試す動きとなることが予想される。
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