国内株式市況。
　 　
本日の国内株式市場は、朝方の外国証券経由の注文状況が、売り2060万株・買い4800万株・差し引き+2740万株と、相変わらず高水準の買い越しが続いていることなどから、先週末のCME日経平均先物に鞘寄せして始まった。

その後も、騰勢を弱めることなく、内需株を中心に買い進められ、午後から日経平均先物が12400円をつけると、先物のショートカバーを巻き込みながら上昇、本日の日中足は、ほぼ右肩上がりの展開となった。

日経平均株価は、前日比160.78円高の12452.51円とザラバ・引値ともに、年初来高値を更新。
TOPIXも、前日比19.32ポイント高の1269.82ポイントとこちらも、ザラバ・引値とも年初来高値を更新して取引を終了した。

業種別指数は、33業種中、全業種が上昇。
大和（8601）・日興（8603）・野村（8604）等の証券・商品先物が、株式市場の上昇を好感し、値上がり率1位。
三菱東京（8306）・UFJ(8307）・三井住友（8316）・みずほ（8411）の銀行業も引き続き買われた。
保険業、鉱業、不動産業も高い。

個別銘柄では、エスバイエル（1919）/167円（+28円）が値動きの良さから大商いで大幅上昇。
新テーマの水産資源関連から、大都魚類（8044）/292円（+53円）が後場から一段高。
本日開業の「つくばエクスプレス関連」で、暁飯島（1997）/235円（+37円）が高い。
7月28日に中間決算の増額修正をした、オオトリ（3411）/321円（+46円）は再増額期待で買われた。

半面、先週末、業績の下方修正をした、オリジン電気（6513）/729円（-178円）が一時ストップ安。
連日、大幅上昇していた、新潟交通（9017）/274円（-29円）が反落。
8月17日に、JASDAQに新規上場のビズネット（3381）/360円（-23円）は続落。


2005-8-22 16:59更新分


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