日経平均5連騰で週足は大きな陽線に、来週のSQ決着は上目線か
5/29の39円安に目をつぶれば変則10連騰を達成!と言っても良いかもしれません。
相場も本日は東京エレクトロン(8035)が4月の戻り高値を更新して、東証1部の値上がりランキングにはJAL(9201)やANA(9202)、日本製鉄(5401)、JFEホールディングス(5411)がランクインしました。
ポイントは景気先導役の半導体株と出遅れの鉄鋼株・空運株が同時に上昇したことです。
これはバブル相場入りの合図になるかもしれないほど重要なポイントです。
これでだいたい過去のコラムや動画の中で申し上げてきた通りの相場展開になってきたかと思います。
5/18ご紹介 日本製鉄(5401)は安値863円⇒高値1113円(+29.0%)
5/18ご紹介 JFEホールディングス(5411)は安値681円⇒高値884円(+29.8%)
5/19ご紹介 日本航空(9201)は安値1777円⇒高値2380円(+33.9%)
5/19ご紹介 ANAホールディングス(9202)は安値2233円⇒高値2789円(+24.9%)
他にもご紹介した後に値上がりした銘柄や注目株などはいろいろあるのですが、なぜこれらに注目するかと言えば、バブル相場の始まりを感じ取る上で非常に重要なセクターだからです。
バブルを形成する資金はどこからともなくやってくるわけではなく、間違いなく膨大な資金を動かすクジラの存在があり、それは政府系ファンドや金融機関だったりするわけです。
そして資本市場では日頃より意識してくださいとお伝えしている債券市場の動き、米10年債利回りが上昇して債券売り・株買い・原油買いの構図、つまりリスクオンの典型パターンです。
そんな中で彼ら(大口投資家)が資金を債券から株に動かしてくるとなれば、やはり大きな受け皿としての役割を果たせる企業である必要があります。
銘柄選びは値動きだけでなく、こうしたポイントをおさえながら探していくと良いお取り組みにつながるかと思います。
冒頭にもありましたように、直近で利益確定売りが出ているのも事実ですから反落リスクに怯えながら取り組むよりも、下値不安が少なくて上値余地に十分な期待が持てる銘柄を逆張りしていくのも投資し甲斐のある相場を楽しめると思います。
来週の社長大石が大々的に募集している【トップ・オブ・オーナー銘柄】もまさしくそうした巨額の資金を動かす機関投資家の運用の受け皿になる銘柄でしょう。
まだ参加しようかどうか迷われている方は迷わず参加された方が良いと思います。なかなか自分で値動きの中から探し出してくるような銘柄ではないからです。
あとはいつもの通り、市場の物色をふまえての注目株ですが、本日筆頭はメイコー(6787)が大幅高してきました。
これは機関投資家が動き出したことを如実に表していると言えるでしょう。
主力株では宝ホールディングス(2531)、住友金属鉱山(5713)、ジーエス・ユアサC(6674)、アルプスアルパイン(6770)、川崎重工業(7012)などがシグナルを発していますね。
あとは値動きの重たいオハラ(5218)なども商いを伴って戻り高値を更新、ジャムコ(7408)もこれは5/22に25日線ブレイクした時以来の買いシグナル発生ですね。
おそらく本日はJPX400のユニバースなどからスクリーニングをかければヒットしてくる銘柄が他にも出てくるかと思いますので、来週に備えて銘柄探求をがんばってみてください。
【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
メイコー(6787)
宝ホールディングス(2531)
住友金属鉱山(5713)
ジーエス・ユアサC(6674)
アルプスアルパイン(6770)
川崎重工業(7012)
オハラ(5218)
ジャムコ(7408)
執筆者:加藤あきら
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