手がかり材料難、ダウ先物弱含みで軟調。20900円-21300円のレンジを想定

●12日のNY株式市場は、短期的なリバウンドを狙った買いが優勢となり反発。米国家経済会議のクドロー委員長やムニューシン米財務長官が「経済活動の再停止に否定的な見解」を述べ買いが先行。ダウは一時837ドル高まで上昇した。しかしアリゾナなど複数の州で新型コロナの感染者数が再び増加に転じており、米疾病対策センターが「感染者が急激に増えれば再び厳しい外出制限を導入する必要がある」と警告を発し、オレゴン州の知事が「州内で感染者が増加していることを踏まえ経済活動の再開を1週間停止する」と表明し、上げ幅を縮小した。

ダウ工業株　　　　２５６０５.５４（＋４７７.３７）△１.９０％
ナスダック　　　　　９５８８.８１（＋　９６.０８）△１.０１％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　３０４１.３１（＋　３９.２１）△１.３１％

●グローベックスNYダウ先物268ドル安


★本日の日経平均は手がかり材料難、ダウ先物弱含みで軟調と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万２１５０円で、先週末の東京市場の日経平均終値２万２３０５円と比べ１５５円安い水準。先週末の大阪取引所の日経平均先物終値は２万２１９０円。

★日経平均株価のポイント
２万２３０５円　先週末終値
２万２１５０円　ＣＭＥ日経平均先物
２万２０７１円　６月のＳＱ値
２万１７４９円　２００日線

★バイオベンチャーのテラは13日のPTS（時間外）市場では145円安の1182円。


－前営業日（6/12）のおさらい－

●日経平均株価　２万２３０５円４８銭（－１６７円４３銭）

高値２万２３５０円３０銭／安値２万１７８６円９３銭
値上がり２４１／値下がり１８９９／変わらず２９
新高値１９／新安値１８
出来高　１９億４１６万株
売買代金　３兆３２４６億円

●ＴＯＰＩＸ　１５７０．６８（－１８．２４）

●マザーズ指数　９９９．２４（－７．９０）
マザーズ売買代金　２５１３億円　活況

●騰落レシオ（25日）116.36%　

●空売り比率　41.0％

●日経平均ボラティリティー・インデックス36.87まで上昇

●前営業日のストップ高12日―13銘柄（気配含まず）

麻生フオーム・ギグワークス・レカム・山王・ＯＫ
すららネット・ナノキャリア・ＪＭＡＣＳ
ツインバード・古河電池・オービス・研創・プロルート

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●今週の主な予定

15（月）
日 日銀政策金利決定会合1日目
中 5月 固定資産投資(前年比)
中 5月 鉱工業生産(前年比)
中 5月 小売売上高(前年比)

16（火）
日 日銀政策金利決定会合2日目政策金利発表
日 黒田日銀総裁定例記者会見
米 5月 小売売上高(前月比)
米 5月 鉱工業生産(前月比)

17（水）
日 5月 貿易収支
米 5月 住宅着工件数

18（木）
米 6月8日週次 新規失業保険申請件数
米 6月 フィラデルフィア連銀業況指数

19（金）
日 5月 全国消費者物価指数(CPI)総合(前年比) 5月 小売売上高(前年比)
米 メジャーSQ（クアドルプル・ウィッチング)