米国市場のハイボラティリティ相場に振り回され、日本市場も乱高下する展開。

いよいよ6/18～は水星逆行が開始となりますが、今後を占う上での極めて重要な期間に入ってきます。
それは西洋占星術だけでなく、日経平均を一目均衡表で見ても6/18で雲のねじれが発生して相場の転換点を示していることを見逃すことはできません。

より波乱を伴いやすいものとなることが予想される一方、それは“非合理的な熱狂相場”を形成して、良い意味での投資家の期待を裏切ることになると思われます。

パニックを乗り越えた先にあるのは、『コロナ・バブルの第2幕』、、、
いやそもそもコロナ自体が単にバブルを増幅させる大規模金融緩和の呼び水に過ぎなかったと考えれば、数十年スパンでの大きな相場サイクルからもたらされる壮大なバブルの入り口に足を踏み入れることになるのだと思います。

足元の市場動向では、昨日の日経平均は774円安、▲3.47％で、本日は反転攻勢から後場寄りの高値で958円高、+4.45％でした。

これが示すのは「下げて売らなくてよかった～」とか、「今度こそ暴落で利益を獲るために空売りだ～」ということではありません。

昨日は買いでやられて、今日は売りでやられて・・・往復ビンタを食らった人はいま一度投資の軸を見直した方がよいかと思われますので論外ですが、この“ボラティリティの大きさを伴った状態での株高現象が起こる可能性がある”ということを覚えておいてください。

投資する、あるいはトレードする場合、これを念頭に置いておくのと置かないのとではだいぶハッキリとした差が開いていくことになるかと思います。

またこれから市場の魔物が棲む夏場を迎えていくわけですが、足元では派手に物色されているグロース株の優位性が際立っています。

おそらくはあすなろが新たに募集を始めた【BIG BONUS銘柄】もアフターコロナを見据えたテーマ性のある銘柄も華々しくもてはやされることでしょう。

バブル相場に乗る意思と言いますか、それなりの覚悟をもって史上最大のマネーゲームに挑んでいく方にはまさに打ってつけの銘柄になるかと思います。

一方で、相場にはロマンなど求めず、淡々とトレードする方もいて良いと思います。
実はそういう方にもオススメの特典が付いていて、あすなろが誇るAI「KATANA3.0」が抽出する銘柄群から特に値動きの良さが際立つ銘柄がピックアップされてきます。

夏相場を迎える前にあすなろからの【BIG BONUS銘柄】を是非お受け取りください。

では最後にいつもの銘柄紹介もしておきますが、本日のセクター上位は1位：鉄鋼、2位：海運、3位：自動車、4位：ガラス・土石、5位：非鉄金属・・・と直近売られたシクリカル性の強いセクターがリバウンドしていますね。

意地の悪い売り方なんかは“デッドキャットバウンス”とか言って空売りしてくるのがこの辺りですが、いずれ壮大に踏み上げを食らうことになるでしょう。

反対に、全面高の中で上昇についていくことが出来ていないのが最下位の電気・ガスで、対照的なディフェンシブですね。

代表的なところは東京電力（9501）ですが、東日本大震災以降は低迷の一途を辿って現在300円台です。
他に中部電力（9502）や関西電力（9503）などがあって、原油安でエネルギーコストの低下や経済活動再開において製造業の電力需要、さらにはハイテクの世界ではデータセンターの電力消費が大きいですから、意外な投資妙味を見出すことができます。

ブービー賞の石油・石炭セクターでも石油元売り各社のほかにMORESCO（5018）やユシロ化学工業（5013）など特殊油を手がけて産業に深く関わってくる会社もありますし、ニチレキ（5011）などはアスファルト乳剤でオリジナル性があり株価も上値追いの展開です。

とにかくボラティリティが高いことを前提に構えておけば、市場の短期的な動向には振り回されないように意識しておくことができますし、今後のコロナ・バブルが始まっても「やっときたか！」という感じでうまく乗りこなしていけるかと思います。

今後の展開は短期調整が終わって戻りを試すところに移り、このまま順調にV字反騰を見せるか、もみ合いながらじわじわと回復の足取りを辿っていくのかを見極めていくこととなるでしょう。


【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
（ジョン・テンプルトン）

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
東京電力（9501）
中部電力（9502）
関西電力（9503）
MORESCO（5018）
ユシロ化学工業（5013）
ニチレキ（5011）

執筆者：加藤あきら