昨晩の米国市場は大幅続伸でしたが相変わらず激しい値動き、寄り付き直後はNYダウ847ドル高までありました。
それが200ドル超まで上げ幅縮小し、その後きっちりと戻して最終的に526ドル高の26289ドルで終えました。

本日の日本株も買われたり売られたりジグザグしながら、昨日の1051円高という急騰に対して反動安（？）はわずかに▲100円程度の下落にとどまったということは、明らかに押し目買いが投入されている動きと言えます。

これは見かけ以上に強い相場であることを示していますね。

そうこうしている間に7月に入って夏相場に突入していくわけですが、「夏場の2番底」まだ警戒しますか？

これはいずれ7月に入る前にハッキリさせておかなければなりませんね。
証券会社などの市場関係者にも弱気の見方を崩していない方が大勢いるみたいですが、3月からいつまでそれを言い続けるつもりなのかと。

そんなのお構いなしにバブル相場のシナリオに乗っていただける方には【BIG BONUS銘柄】のご用意があります。

本当なら7月まで温めておきたかった銘柄ですが、調整の底入れがあっという間に終わってしまったのでそうもいかなくなってきました。

悠長に構えているとまた4月・5月のように相場に取り残されてしまう可能性も出てきて“持たざるリスク”だの日経新聞に見出しが出て高値づかみさせられることになりかねないですからね。

もうここに【BIG BONUS銘柄】特設ページへの案内を出しておきたいと思います(笑)。

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米国ではトランプ政権が1兆ドルのインフラ投資計画を検討し、これは昨日の日本ザラ場時間で織り込んでいました。
内容としては道路や橋梁、そして5Gやブロードバンド整備に振り向けられるとのことで、JTOWER（4485）がもみ合いを制して噴き上げたのも連想買いにつながった動きなのかもしれません。

しかし相変わらず中小型株は強いものがさらに買われる展開で、レーザーテック（6920）、弁護士ドットコム（6027）を筆頭に直近値動きの良いケアネット（2150）が高値更新しました。

個人に人気のバイオ株もアンジェス（4563）やソレイジア（4597）などが材料物色されたのですが売り物に押されて陰線を引いたところをみると、物色がバイオセクター内で横に広がり過ぎて買い疲れ感が出てきているように見えます。

他に材料系と言えば、本日はやはり北朝鮮がらみのニュースフローで地政学リスクを意識した軍需関連が買われてきました。
このコラム内ではもはやお馴染みですが(笑)、石川製作所（6208）、細谷火工（4274）の二大巨頭がそろって値上がりランキング入りを果たしましたね。

短期的な調整は完了していよいよここから面白くなってきそうなところですが、米FRBのパウエル議長は昨晩もコロナウイルス流行を引き合いに出して不確実性を指摘して、市場を悲観的な方向に目を向けさせています。

これについてはきちんと解説を加える必要があるのかもしれませんが、債券の金利を抑えておくためのポーズと思っておいた方がよいでしょう。

さらにはクラリダ副議長まで出てきて「著しく不透明である」とか「インフレ期待の安定損なわれる」とか言う始末ですので、よほど市場の過熱感を抑えるのに必死だということが読み取れます。

米FRBの意図とは裏腹に相場が動いてきている中、いつもなら「連銀に逆らうな」ですが、政策的には明らかに株高を後押しするように仕向けてきている以上、一時の発言に惑わされて売ったとなればそれこそ連銀に逆らうことになります。

ポジション管理は引き続き慎重を期しながら押し目はありがたく買わせていただいて、次の上昇相場に期待しておきましょう。

最後に足元でちょっと気になっている銘柄をいくつかご紹介して、上記の解説動画の準備に移りたいと思います。

横浜ゴム（5101）
応用地質（9755）
ココカラファイン（3098）
インフォメーションクリエーティブ（4769）
クレオ（9698）
タケエイ（2151）
AKIBAホールディングス（6840）

【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
（ジョン・テンプルトン）

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
横浜ゴム（5101）
応用地質（9755）
ココカラファイン（3098）
インフォメーションクリエーティブ（4769）
クレオ（9698）
タケエイ（2151）
AKIBAホールディングス（6840）

執筆者：加藤あきら