下値調整中の今が仕込み時、世界シェア握るニッチトップ企業
半導体関連資材のスペーサーテープの大手であり、この保護資材においては世界トップシェアを誇る。他にシャーレなど衛生検査器材も手掛けており、食品関連企業をはじめ医薬・化粧品関連企業、さらに大学や官公庁を含めた各検査機関などに製品を納めている。
業績面においては5/12に前期本決算を発表し、微増収2ケタ減益での着地であったが、期中の修正計画は上回った。半導体資材が売上高をけん引して増収を確保するも、販管費の増加を補うまでに至らなかったとみられる。
PIM(パウダー・インジェクション・モールディング)事業における高機能・高付加価値製品の展開を図っていたところ、新型コロナウイルス影響で新規中国製焼結炉3基の立ち上げが困難に。今期ガイダンスは非開示ながら、出荷の期ズレ分が計上される予定で、今後量産化された場合の利益率は高いため業績寄与が期待されるところである。
株価は3/17に安値650円をつけた後は25日移動平均線をはさんでの一進一退で、底這い商状が続く。テクニカルでは一目均衡表で7月初めに雲のねじれがあり、ここを境に値動きが本格的に出てトレンド転換がみられてくるかが焦点となる。市場はまだ調整余波から不安定なうちに仕込んでおきたい。
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