任天堂（7974）が50000円の壁を突破して10年来高値を更新、メガチップス（6875）も連れ高で年初来高値を更新してきました。

任天堂に関しては空前の社会現象を巻き起こした「ポケモンGO」相場から始まって、2018年1月の49980円であと一歩のところで50000円に手が届きませんでした。
今回巣ごもり消費で「ニンテンドースイッチ」がずっと品切れ状態が続くなど、新型コロナウイルスの影響を追い風に変えて躍進しています。

当コラムでは6/4に45000円付近からご紹介して、この短期間に大きな値幅が出たわけですが、大型株でもけっこうなパフォーマンスが期待できることになりますね。

任天堂が買われる時というのは概して方向感に乏しい時だったりするのですが、他方でその方向感を示す先導役の東京エレクトロン（8035）が今期のガイダンス発表で大幅高となり再び24000円台に乗せてきましたね。

出てきてますね、方向感。上へのシグナルになりますよ。

さらにJAL（9201）、ANA（9202）に関しても国内線は計画の5割再開、政府も外出自粛規制を緩和して7月は国内旅行も増え始めるのかどうか注目どころですね。

ここから経済活動再開の期待でまた株価が上昇してくることを期待しておきたいですが、マーケットがまだしばらく膠着したとしても物色が見込まれるアプローチがあります。

それがまさしくリスク選好の資金が集まる新興市場なわけですが、その中から厳選したあすなろ単発スポット【BIG BONUS銘柄】が短期物色の的になる可能性が高いでしょう。

また、短期トレードを得意とする方はこの銘柄をヒントに、同じアプローチで周辺の銘柄も物色してみても面白いかと思います。実際に4月初めはこれで一気に資産を増やした方が続出しましたからね。

さて、その一方で大型株は相対的に財務健全性が優位だったり、利益成長が成熟している分、リスクリターンは小さくなるのが常ですが、マネーの受け皿という点では器が大きいわけですね。

大きな資産を運用されている方はもちろん、じっくり取り組んでいきたい方には大型株だって魅力的な企業が沢山あります。

そこで業界の一番手銘柄を狙っていきたいのはもちろんですが、今日はちょっと違った切り口から各産業の名門企業が付けられている証券コード[01]の銘柄を一覧でご紹介しておきたいと思います。

極洋（1301）
大成建設（1801）
日本製粉（2001）
森永製菓（2201）
サッポロHD（2501）
キッコーマン（2801）
片倉工業（3001）
東洋紡（3101）
日本毛織（3201）
帝人（3401）
住江織物（3501）
ADEKA（4401）
富士フイルム（4901）
横浜ゴム（5101）
AGC（5201）
東海カーボン（5301）
日本製鉄（5401）
古河電気工業（5801）
洋缶HD（5901）
ツガミ（6101）
豊田自動織機（6201）
小松製作所（6301）
日立製作所（6501）
NEC（6701）
沢藤電機（6901）
日産自動車（7201）
島津製作所（7701）
伊藤忠商事（8001）
GSIクレオス（8101）
大和証券G本社（8601）
三井不動産（8801）
東武鉄道（9001）
日本郵船（9101）
日本航空（9201）
三菱倉庫（9301）
TBSHD（9401）
東京電力HD（9501）
松竹（9601）

こうしてみるとハイテク株などは見当たらず、まさに歴史ある企業がずらりと並びましたが、今後の相場がバブルに発展していく際に監視しておきたい銘柄群ですので、注目しておきましょう。


【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
（ジョン・テンプルトン）

それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
極洋（1301）
大成建設（1801）
日本製粉（2001）
森永製菓（2201）
サッポロHD（2501）
キッコーマン（2801）
片倉工業（3001）
東洋紡（3101）
日本毛織（3201）
帝人（3401）
住江織物（3501）
ADEKA（4401）
富士フイルム（4901）
AGC（5201）
日本製鉄（5401）
古河電気工業（5801）
洋缶HD（5901）
ツガミ（6101）
小松製作所（6301）
沢藤電機（6901）
島津製作所（7701）
伊藤忠商事（8001）
GSIクレオス（8101）
三井不動産（8801）
東武鉄道（9001）
日本郵船（9101）
日本航空（9201）
三菱倉庫（9301）
TBSHD（9401）
松竹（9601）

執筆者：加藤あきら