株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-07-10 11:30:00

後場の注目株

押し目形成中の好決算銘柄など3選

サーラコーポレーション(2734)
ガス販売、電力小売、住宅販売、建築土木など幅広く手掛ける。今週発表されたばかりの20年11月期第2四半期決算で経常利益が69億4900万円(前年同期比21.5%増)に伸び、計画の57億円を大きく上回って着地した。背景としては空調工事が増加したことが利益を押し上げたとのこと。同社は他にも都市機能を支えるガス・上下水道や土木・港湾工事などのインフラ整備を支える企業や、水の宅配企業など多くの子会社をグループ内に抱えており、自然災害に貢献するテーマが多数盛り込まれている。夏は季節がら災害への意識が高まるためじわりと注目されそうだ。株価は想定以上の好決算に昨日は上方向に反応したものの本日前場は早くも押し目を形成。ここからは下値が固くなることが予想され押し目買いで参入してみたい銘柄だ。

エスクロー・エージェント・ジャパン(6093)
不動産取引の事務代行や業務請負などを行う。昨日発表した21年2月期第1四半期の経常利益が前年同期比64.8%増の1億7800万円と大幅増益で着地。通期計画の進ちょく率は36%に達し、これらを素直に好感した買いが入り株価を押し上げている。不動産オークション事業が好調だったとのことで、アフターコロナで電子署名や電子契約の推進によりネット上での不動産取引契約が簡単に出来るようになれば同社にとっても追い風となるだろう。前場チャートは窓を開けて急伸し売り物をこなしている状況にあり、もみ合いながらも上方向が期待できる形となっている。

日本抵抗器製作所(6977)
ハイブリッドICなど電子部品を開発生産している。中国はハイテク産業の育成策で半導体の国産化をめざすため資本調達を急拡大しており、2020年の調達額は直近で約2兆2千億円と半年で2019年の約2.2倍に膨らんでいる。同社は中国・上海で15年以上前から積極的に活動を展開し、半導体チップなどを搭載したハイブリッドICの製造開発を行っている。そのため中国における半導体の国産化戦略は同社にとって追い風となりそうだ。取り組みにおいては板が薄いため株価の乱交下には注意されたい。

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