さあ予想どおりの強気転換、上昇局面はいつまで続くか
これまでの上値の重さや先行きの不透明感といったこれまでの鬱憤を晴らすような全面高商状になりました。
先週までのしつこい売り物や上値を抑える需給要因も無くなって、上昇しやすくなっていることが分かります。
本日の日経平均が500円近い上昇幅を見せたことからも、まずは主力株の買い戻し中心に底上げの動きから徐々に投資家のセンチメント改善につながり、ちょうど15日あたりからは中小型株にも資金が回るようになるかと思います。
と言いますのも、前回のコラムでも足元の調整相場について解説しましたが、ようやくこの重苦しい時間帯を抜けてきたところです。
ここから7月下旬にかけてのところで上値を試す展開、あるいは戻りを試す動きが期待できるようになってくるかと思いますが、やはり株価上昇に対して懐疑的な見方を捨てきれない投資家は戻り売りを出してきますので、個人投資家中心の中小型株の上値は抑えられやすいでしょう。
しかし、すでに相場はこれまでの調整局面とは打って変わって強気転換しています。
もう先週までの弱気相場とは景色が違っていることに気付けるかどうかが重要で、相場の流れがちゃんと見えているかが今後も投資家としてのパフォーマンスに大きく影響してくるところかと思います。
ではこの強気相場はいつ頃まで続くのか?
次の重要な節目は今度の米FOMCが開かれる7/28・7/29あたりで、アメリカでは決算発表が一巡してくるところ、さらには米FRBが緩和姿勢に消極的というか、追加緩和に二の足を踏むようだと催促相場で下げ始めてくることに注意が必要でしょう。
せっかく投資家のセンチメントが改善して相場も温まってくるところかと思われますし、ここで腰折れだけはしてほしくないですが、足元でしっかりと仕込んで儲けていれば冷静に利益確定して様子を見るという対応もできることでしょう。
先週末の安川電機(6506)を皮切りに決算発表シーズンに突入してきましたが、ライフC(8194)が早速の上方修正を発表、USEN(9418)もですね。
ブロッコリー(2706)は休養も十分で、値を飛ばして2ケタ上昇。一方、SI(3826)は決算前に上昇していたためか出尽くし売りで大幅安。
こうして決算反応を見比べておくと手間はかかりますが、今回の決算シーズンの傾向を早い段階でつかむことができるかと思います。
ここから8月中旬のお盆にかけては、決算前後の動きを確認しながら相場のメリハリを意識して取り組んでいくのがよいでしょう。
最後になりましたが、本日募集最終日を迎えた【加藤あきらのゴールドメソッド銘柄】につきまして、大きな反響と多くの会員様からのご参加を賜り誠にありがとうございます!
手前味噌ながら本日は私の誕生日ということもあり、今回はいつも以上に張り切って企画には無かった渾身のレポートを書き上げました!
ご参加いただきました方には秘蔵特典としまして、【未来の市場環境を見通す!加藤の短期/中期/長期シナリオ展望レポート】をプレゼント提供差し上げたいと思います。
是非これをじっくりとお読みいただきまして、確かな未来を描きながら日本株の持つポテンシャルに期待を寄せてほしいと思います。
【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
安川電機(6506)
ライフC(8194)
USEN(9418)
ブロッコリー(2706)
SI(3826)
執筆者:加藤あきら
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