スピート調整で反落　22500円-22800円のレンジを想定

●13日のNY株式市場はダウは前週終値付近で取引を終え、ナスダック指数は4営業日ぶりに反落。製薬大手のファイザーはビオンテックと共同で進める新型コロナウイルスワクチン開発で、2種類の候補薬が米食品医薬品局から優先審査の指定を受けたと発表。ダウは一時563ドル高まで拡大したが、カリフォルニア州が全州でレストランの屋内営業を再び停止するなど行動制限を強め、また米財務省が発表した6月の財政収支で赤字額が8640億7400万ドルと過去最大を記録したことで投資家心理を悪化させ相場は失速した。

ダウ工業株　　　　　２６０８５.８０（＋　１０.５０）△０.０４％
ナスダック　　　　　１０３９０.８４（－２２６.６０）▼２.１３％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　３１５５.２２（－　２９.８２）▼０.９４％

●グローベックスNYダウ先物82ドル高


★本日の日経平均はスピート調整で、反落と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万２５４０円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万２７８４円と比べ２４０円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物はＣＭＥと同値の２万２５４０円。

★日経平均株価のポイント
２万２７８４円　昨日終値
２万２５４０円　ＣＭＥ日経平均先物
２万２５３１円　５日線
２万２４３６円　２５日線

－前営業日（7/13）のおさらい－

●日経平均株価　２万２７８４円７４銭（＋４９３円９３銭）

高値２万２７８４円７４銭／安値２万２５６１円４７銭
値上がり２０３２／値下がり１２６／変わらず１３
新高値４９／新安値１０
出来高　１２億１５９１万株
売買代金　２兆１３８６億円

●ＴＯＰＩＸ　１５７３．０２（＋３７．８２）

●マザーズ指数　１０１３．３５（＋９．７５）
マザーズ売買代金　１７５４億円　

●騰落レシオ（25日）72.98%　

●空売り比率　38％

●日経平均ボラティリティー・インデックス23.07まで低下

●前営業日のストップ高―10銘柄（気配含まず）

ＩＴｂＨＤ・ＭＤＮＴ・買取王国・ノムラシス・児玉化学
アテクト・リボミック・抵抗器・ＰＬＡＮＴ・エーアイテイ

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●今週の主な予定

14（火）
欧 5月 鉱工業生産(前年比)
米 6月 消費者物価指数(CPI)(前月比)(前年比)
中 6月 輸出入(前年比)
中 6月 貿易収支(USD)
日 日銀政策決定会合（～15日）

15（水）
米 7月 NY州製造業業況指数
米 6月 鉱工業生産(前月比)
米 6月 設備稼働率季調値
日 日銀政策金利決定

16（木）
中 6月 固定資産投資(前年比)
中 6月 鉱工業生産(前年比)
中 6月 小売売上高(前年比)
中 Q2 国内総生産(GDP)(前年比)(前期比)
欧 ECB理事会
米 7月6日週次 新規失業保険申請件数
米 7月 フィラデルフィア連銀業況指数
米 6月 小売売上高自動車除く(前月比)
米 6月 小売売上高(前月比)
米 5月 企業在庫(前月比)

17（金）
欧 6月 EU基準消費者物価指数(HICP)改定値(前年比)
米 6月 建設許可件数
米 6月 住宅着工件数
米 7月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値