方向感なくもみ合い 22500円-22800円のレンジを想定

●16日のNY株式市場は上海株の大幅安や雇用回復の鈍下で下落。中国が16日に発表した6月の小売売上高が予想外に減少し、上海総合指数が大幅に3日続落となったこともあり利益確定売りが優勢となった。また米国の週間の新規失業保険申請件数が130万件（前週比1万件減）と市場予想（同5万件減）ほど減らず嫌気した。6月の米小売売上高と7月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数はともに市場予想を上回ったが、新型コロナの感染拡大でダウは一時280ドル安まで下げ幅を拡大し、ナスダック指数は3営業日ぶりに反落して取引を終えた。

ダウ工業株　　　　　２６７３４.７１（－１３５.３９）▼０.５０％
ナスダック　　　　　１０４７３.８３（－　７６.６６）▼０.７３％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　 ３２１５.５７（－　１０.９９）▼０.３４％

●グローベックスNYダウ先物55ドル高

●米アップルなどを顧客企業に持つ半導体の受託生産世界最大手、台湾積体電路製造（TSMC）が16日発表した4－6月の純利益は1208億台湾ドル（約4380億円）。アナリスト予想の平均は1106億台湾ドルだった。粗利益率は53％と、以前示していた50－52％の見通しを上回った。売上高は約3110億台湾ドル。


★本日の日経平均は方向感なく、もみ合い読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万２７３５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万２７７０円と比べ３５円安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万２７５０円。

★日経平均株価のポイント
２万３１８５円　直近高値（6月9日）
２万２７７０円　昨日終値
２万２７３５円　ＣＭＥ日経平均先物
２万２６７５円　5日線


－前営業日（7/16）のおさらい－

●日経平均株価　２万２７７０円３６銭（－１７５円１４銭）

高値２万２９２５円９０銭／安値２万２７３９円４２銭
値上がり７２１／値下がり１３８７／変わらず６３

●ＴＯＰＩＸ　１５７９．０６（－１０．４５）

●マザーズ指数　１０００.９４（－１６.１８）
マザーズ売買代金　２０４５億円　

●騰落レシオ（25日）81.29%　

●空売り比率　40.4％

●日経平均ボラティリティー・インデックス23.58まで上昇

●前営業日のストップ高―13銘柄（気配含まず）

ジェネパ・ロコンド・メディアドゥ・テラスカイ・ＰＲＴＩＭＥ
ダントーＨＤ・アーキテクツ・不二精機・ベイカレント
２４７・東京衡機・ＣＳランバー・ウッドＦ

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●今週の主な予定

17（金）
欧 6月 EU基準消費者物価指数(HICP)改定値(前年比)
米 6月 建設許可件数
米 6月 住宅着工件数
米 7月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値