決算発表を機に動意で上値指向強まる
モバイル端末向けソフト開発を技術支援する独立系のシステムインテグレータで、社会インフラや金融向けシステム開発、組込ソフトウェア開発に強みを持つ。IT活用・サポートでクラウド環境の構築や自動運転・車載システムの開発、ロボット及びAI(人工知能)活用支援なども行っている。
業績面においては7/30に第1Q決算発表を行い、売上高は2.6%減収、営業利益は5.3%減益であったが、企業のDX促進やテレワーク環境の構築支援が活況となったITサービス事業が大きく伸びて、利益の押し上げ役として浮上。新型ウイルス感染拡大を機にテレワーク導入の動きは今後も需要が見込まれる中、ビジネスアプリプラットフォーム「Canbus.」で新たな顧客層の開拓に期待が寄せられる。
株価は3/13安値1037円をつけた後、テレワーク関連としての物色を背景に5/12には1698円まで買われて200日移動平均線を回復したが、この時の決算発表で出尽くし売りとなり1300円台まで急反落となった。その後はなかなか200日移動平均線を越えられず、上記7/30の決算発表を機に再び動意しており、上値を試す動きが期待される。
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