株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-08-19 16:15:00

加藤あきらの投資戦略室

東証1部は模様眺めでも新興市場は活況で急騰株が続出

昨晩は米国市場でついにS&P500が史上最高値を更新、米ハイテク大手株がとにかくハンパじゃない強さでナスダックはじめ指数を引っ張っています。

日本ではマザーズ指数が独走状態で、リスクの高い新興株こそ選好されて買い上げられています。

データホライゾン(3628)は8/14の決算発表日前後から動意づいて、なんとわずか4日で株価は2倍超え。

当コラムでもご紹介のバンク・オブ・イノベーション(4393)も8/6の材料発表から8日で88.3%上昇。

あとは今、連続ストップ高の最中であるジーエヌアイ(2160)などが華々しく急騰しています。

東証1部ではソフトブレーン(4779)がTOB(公開買い付け)の特殊要因もあって、3日間での株価2倍超えといったラッキーパンチも含めて、なんともリスクオンの相場が展開されています。

ただし、米国同様に物色がまだ局所的なところに留まっていますので、完全な強気相場となるためにはもっと市場の商いも増えて、全員参加型の相場へと進化を遂げてくる必要があります。

よって、明日以降から来週のところで市場参加者が夏休みから徐々に戻ってきて、かつ強気で仕込みにいく機会を得るのが手っ取り早いと言えるでしょう。

果たしてヘッジファンドや機関投資家がこれを狙ってくるのか、ここから数日間はとくに注目です。

資本市場では昨晩の米国時間ではS&Pが史上最高値を更新した直後、株式だけでなく金(ゴールド)、仮想通貨の市場で亀裂が入ったような急落がありました。

結局、その後は米トランプ政権と米民主党との間で追加コロナ対策案に歩み寄りの観測報道が出て戻しましたが、市場全体が薄商いの中での値動きはあまりアテにすることはできません。

これまでの半ば投機的に買われてきて、過熱感があるような米ハイテク株、金(ゴールド)、仮想通貨といったリスク資産の値動きには十分注意を払いながら、物色の対象を選別していくことが求められます。

率直に言って、そのために8/20~8/24は調整局面を利用した買い場とみておくのがよく、売りのヘッジポジションなどは買戻し、好調な新興株を中心に個別物色から再開していくとよいかもしれません。

本日もまだ東証の売買代金は2兆円割れと薄商いでしたので、データセクション(3905)やロゼッタ(6182)、リアルワールド(3691)、イルグルム(3690)など個人の売買が活況な銘柄に絞って物色に参加していくことも一考でしょう。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆任天堂(7974)[その他製品]
6/4ご紹介から年初来高値を更新!
半導体株がまだ休養中で、困った時の任天堂買い発動。
夏場のゲーム株物色も象徴か。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★まんもす藤井。のゴールドメソッド銘柄(****)
新興市場優位の環境で上場来高値を更新。
直近の好決算を背景に上値追い期待も十分。
半年が経過する前に株価3倍超えも達成か。


【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
データセクション(3905)
ロゼッタ(6182)
リアルワールド(3691)
イルグルム(3690)

執筆者:加藤あきら

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