強気相場に向けていざ発進、上値余地の大きい銘柄を狙いたい
株式市場の動向と合わせて見ておきたいのが債券市場の金利動向になるかと思いますが、今週は8/27にジャクソンホール会議で米FRBパウエル議長の発言に注目が集まっています。
内容的にもタイミング的にもこの瞬間で金融政策メニューの変更は考えにくいですが、これと前後して金利が上昇に転じてくるかどうかが重要なポイントになります。
もし私が想定している強気の相場展開になる際には、債券売りの金利上昇とともに株高、そして金(ゴールド)からも資金が株式市場に回されてくる展開をイメージしています。
株価上昇の条件的に大事なのは需給で、当然ながら投資家センチメントの改善が必要です。
やはり弱気の投資家が株主として集まっていつまでもアク抜けしない銘柄は、ここからの上昇相場において致命的な出遅れを演じ、上昇局面の美味しい時期を大して恩恵が受けられないで終わってしまう可能性があります。
とくに夏場でひと相場終わった銘柄や仕手株の思惑期待で買った銘柄がいっこうに動いてこないということであれば銘柄選別を再考する必要があるでしょう。
基本的には前回のコラムでも8/20~8/24までを買い場としておりますが、今週のうちに動意が感じられなければ思い切ってほかの銘柄に切り換えるといった大胆さも欲しいところです。
株式市場の売買代金は本日も低調だったようで、様子見ムードが依然として強いと言えるかもしれませんが、少なくとも言い訳がきくのは上記のジャクソンホール会議までだと思います。
それを過ぎてなお様子見の相場が続くとは思えませんし、9月SQに向けては今年の年初来高値24115円を窺う動きになってくるのではないかと最近の動画解説でも申し上げたとおりです。
いわば11月の米大統領選前に今年の山場を作りにくるような、ハイライトになる局面と言えるかもしれませんので、ここから先は強気で打って出ていくべきでしょう。
絶好調マザーズ銘柄にいくも良し、今週後半からの流れを見越して中型株、そして大型株へと段々にシフトしていくことを前提に先回り買いするも良しだと思います。
本日はまたしても圧倒的な強さを見せつけた任天堂(7974)、そして新興市場ではジーエヌアイ(2160)の売買が活況でした。
任天堂(7974)は当コラムで6/4ご紹介45450円⇒57450円ですから26.4%も上昇したことになります。
大型株でこの資金の入り方はすごいですが、米国のアップルやテスラなんかと比べるとまだまだ足りないでしょう。というよりも、日本株はこれからだと思っています。
中国では長江の三峡ダムで放流が始まって物凄い迫力の映像が流されていますが、明らかに甚大な被害が及びそうで怖い限りです。
もしかすると大規模自然災害の復興需要から日本企業にも白羽の矢が立つことも想定しておかなければならないと思いますので、小松製作所(6301)や太平洋セメント(5233)、カナモト(9678)、酒井重工業(6358)、ワークマン(7564)などもマークしておいた方が良いかもしれません。
足元で値動きの良い銘柄を追いかけるのも一つの戦略ですし、値幅や日柄の調整を終えた銘柄の動き出しを狙っていくのも戦略です。
明日からは積極的に攻めていく買い気をもって挑んでいきたいですね。
≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆マクアケ(4479)[情報・通信]
4/8ご紹介から株価はついに3倍超え達成!
10,000円の大台乗せでさらに上昇の勢い加速。
日本株市場も強気相場の幕が開ける。
≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★加藤あきらのゴールドメソッド銘柄(****)
連日での高値更新、株価66.58%上昇で第2利確ポイント突破!
含み益の優位性を活かし、押し目狙いで利乗せを。
市場での注目度UPで出来高も増加傾向。
【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
小松製作所(6301)
太平洋セメント(5233)
カナモト(9678)
酒井重工業(6358)
ワークマン(7564)
執筆者:加藤あきら
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