強気相場のシグナルを随所で確認、株は買わなきゃ儲からない
まず、株高そして債券の金利上昇、為替は円安に振れて、金(ゴールド)は売られると、こうなるともう株価上昇にも弾みがつく展開になりますね。
とくに金利上昇からバリュー株の見直し買いが強まっており、昨日フォロー差し上げた【裏道王道銘柄DX】や【社長大石のトップ・オブ・オーナー銘柄】はあれから一気に水準を押し上げられてきていますね。
しかもちょうど良いタイミングで現在【社長大石のロイヤルVIP銘柄】を募集中です。
これは非常に楽しみな展開でここから2週間、9月SQに向かって以外な程の株価上昇に備えていきましょう。
さて、昨晩のジャクソンホール会議では米FRBパウエル議長から重要な発言がありました。
大胆な金融政策の変更を講じたわけではないので、マーケットに即効性があるというわけではありませんが、それでもって大して材料にならなかったとするのは思考が目先に寄り過ぎです。
テレビなどでも有名な金融関係者が事前予想どおりでサプライズなしと解説しているのを見かけましたが、そんな人はもう市場解説すべきではなくザラ場の実況中継でもした方がよいでしょう。
重要なのは今後のインフレ目標は【期間平均で2%を目標とする】としたことです。
現在は金利を低く誘導しても長期的な期待インフレ率が上昇しないため(まさに世界経済が日本の失われた30年と同じ状態に陥っている)、今後仮に景気が回復軌道に乗ってきて、期待インフレ率が2%を超えてきたとしても、今のコロナ期間が低いわけだから急に金融引き締めをしたりしないよ!というわけです。
米FRBパウエル議長はこれまでの金融政策において、2022年まで低金利政策を維持することをすでに明言していますので、事実上これを補足、いや強化する形で強力な金融政策を採り、さらに長期目標を改定したことになります。
これまでの有力な政策手段とされてきたフォワードガイダンスよりもはるかに強力な意味を持つこととなります。
これはとんでもないことで、だから事前にお伝えした冒頭の各リスク資産の動き、つまり安全資産から株式市場に資金が流れてくる展開となり、先日の動画で解説したような「マネーの交通整理」に着手する意思を表明したことでもあるのです。
分かりやすいのが以前にも当コラムで解説しましたが、オリエンタルランド(4661)の動きと各REITの動きを監視しましょう。
なぜなら、弱気で安全資産に滞留させていたマネーをいきなり高リスクの株に一気に移すのではなく、比較的ミドルリスク・ミドルリターンのような中間をはさんでくるわけです。
REITに興味がある方は少ないかもしれませんが、
インビンシブル投資法人(8963)
いちごホテルリート投資法人(3463)
ケネディクス商業リート投資法人(3453)
ジャパン・ホテル・リート(8985)
投資法人みらい(3476)
大江戸温泉リート投資法人(3472)
森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)
インベスコ・オフィス・Jリート投資法人(3298)
ラサールロジポート投資法人(3466)
森トラスト総合リート投資法人(8961)
ざっと値上がり率順に並べてみましたが、コロナ影響が大きそうなところが反動高になっている印象で、他にも主要なリートは沢山ありますので調べてみてください。
つまり、パウエル講演の前に緩和長期化は市場ですでに織り込んでいるといった話は全く的外れというわけです。
したがって、目先はバブル相場の前哨戦的な「降りたら敗け」のような強気相場が示現してくることとなり、上述の9月前半はまさに稼ぎどころになるところなんだと思います。
米国市場でも過熱するハイテク株を中心に「持たざるリスク」が喧伝され始めていますが、これは一方で正しく、一方で誤りのところがあり、市場の動きはいつでも反落リスクを抱えている状況には変わりません。
私は上昇相場では買い遅れてしまうとかえって後で高値掴みをさせられるリスクと解釈しています。
つまり、投資家自身がまだ上昇に懐疑的なところで買い、実際に上昇が見られたところでは売りに入るといった心がまえ、投資スタンスが重要なのだと思います。
常に自分自身の投資家としての心理が強気なのか弱気なのか?思考に抜けは無いのか?
きちんと自分とも向き合いながら、迷いなく投資判断を下すことを心がけていきたいですね。
≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆野村HD(8604)[証券・商品先物]
5/27ご紹介から株価はおよそ2割上昇!
証券株が買われるというのは相場が強い証。
他にも市場の重要シグナルを探すのも面白そう。
≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★加藤あきらのゴールドメソッド銘柄(****)
7/15取り組み開始から約77%上昇。
本日はマザーズ売り優勢から連れ安も押し目好機。
降りたら敗け。とにかく来週勝負。
【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
オリエンタルランド(4661)
インビンシブル投資法人(8963)
いちごホテルリート投資法人(3463)
ケネディクス商業リート投資法人(3453)
ジャパン・ホテル・リート(8985)
投資法人みらい(3476)
大江戸温泉リート投資法人(3472)
森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)
インベスコ・オフィス・Jリート投資法人(3298)
ラサールロジポート投資法人(3466)
森トラスト総合リート投資法人(8961)
執筆者:加藤あきら
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