2005-8-25 17:39更新分
本日の、国内株式市場は、NY株安に加え、前日に続き、寄り前の外国証券経由の注文状況が、売り4420万株・買い4290万株で、差し引き-130万株と、2日連続の売り越しとなったことから、寄り付きから安く始まった。
引値ベースでは、昨日まで、3日連続で年初来高値を更新するなど、高値警戒感から、戻ることなく売りが優勢となり、安値近辺で取引を終了した。
日経平均株価は、前日比97.10円安の、12405.16円。
TOPIXは、前日比7.55ポイント安の、1268.06ポイントで取引を終了した。
業種別指数は、33業種中、7業種が上昇。
旭硝子(5201)・日本電気硝子(5214)のガラス・土石製品が、値上がり率1位。
HOYA(7741)・シチズン(7762)の精密機器が2位。
輸送用機器、電気・ガス業、医薬品もしっかり。
半面、三菱東京(8306)・UFJ(8307)・三井住友(8316)・みずほ(8411)の銀行業が値下がり率1位。
銀行業は、最近、値上がり率か値下がり率の、どちらかで、上位になることが多い。
三井不動産(8801)・三菱地所(8802)の不動産業が2位。
建設業、鉄鋼、海運業も安い。
個別銘柄では、主力や指数採用銘柄が、軟調なことから、森電機(6993)/74円(+13円)、シルバー精工(6453)/73円(+9円)、東理HD(5856)/49円(+5円)等の超低位の銘柄が、大商いで上昇。
非上場の子会社株式(IPO候補)を、10月29日現在の株主に対し、無償で交付すると公表した、アエリア(3458)/235万円(+28万円)が昨日に続き買われた。
半面、増額修正を発表したものの、利益の伸びの鈍化を嫌気された、BBタワー(3776)/671万円(-100万円)がストップ安。
昨日まで、買われていた、日平トヤマ(6130)/447円(-34円)、ブロッコリー(2706)/505円(-43円)、ジャレコ(7954)/374円(-35円)が反落。
ダヴィンチ・アド(4314)/311000円(-22000円)や、スパークス(8739)/226000円(-13000円)等のファンド運営会社も売られた。
りそなHD(8308)・・・234000円(-8000円)。
ネット不正取引。被害補償、企業に拡大。
りそなHD(8308)グループは、インターネット取引口座の不正利用に対し、個人は、300-1000万円の範囲で補償。
法人は、11月をめどに、上限5000万円まで補償する。
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