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あすなろ投資顧問

2020-09-02 14:15:00

加藤あきらの投資戦略室

米国株だけでなく実は日本株も高値圏、忍び寄るインフレが株高の背景に

昨晩は米国株3指数がそろって上昇、ナスダック、S&P500は最高値更新が言わずもがなという感じですが、NYダウもあと一息で2月コロナショック以前の年初来高値を視界に捉えてきています。

米国株は堅調なのに日本株はなぜか上値が重いと感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、海外投資家目線ではドル建て日経平均は節目の220ドルに接近し、本日は219.7ドルとこれは1990年以来の高値水準になるようです。

さすがに1989年末の平成バブル時最高値は273ドル(当時円ベース:38915円)ですから、これにはまだほど遠い水準ですが、海外勢の視点では24000円台に乗せなくとも新高値更新に映るのですね。

また、日経の記事では世界株式の時価総額が過去最高で8月末に9400兆円を突破、米国・中国が牽引役になって記録的な膨張を見せているとのことです。

米国は5大ハイテク企業を中心に株高でうらやましく見えるかもしれませんが、一方ではドルインデックスが91ポイント台とドル安が進んでいるほか、同時にインフレ圧力がかかってくることとなりますので、逆に株式で運用ができない人たちは取り残されることになります。

これは米国だけでなく日本人にとっても他人事ではありません。

最近では生鮮食品の高騰なんかは主婦の方なら実感されているかと思いますし、原油価格も上昇基調から将来のガソリン価格も上昇に、、、つまりインフレの兆候が出始めているのです。

昨日も書きましたウォーレン・バフェット氏の話もどうやら今朝のロイター記事を見ると、この将来的なインフレとドル安を念頭に置いた投資戦略の一環で、単にバリュー株への投資というわけではなさそうです。

つまり、インフレで価値が上がりそうなものに焦点を当てて投資先を・・・そもそも株式はインフレで価値が上がるものでしたね。

株式なら何でも良いというわけではないかと思いますが、自身の投資理由が明確であるものならば十分に将来的なインフレをヘッジしてくれる用心棒としての役割を果たしてくれることでしょう。

いや、「そんな先の心配をしていてもしょうがない」、「とにかく日々スリリングな値動きの中でトレードで勝ち続け資産を積み上げていきたいんだ!」という方は、あすなろの「KATANA3.0」が強力に銘柄選びをサポートしてくれます。

今週の募集単発スポットは【KATANA3.0プレミアム『一刀両断銘柄』】ですので、是非ご案内に目を通していただければ幸いです。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆岩谷産業(8088)[卸売業]
7/22にご紹介から6.2%上昇。
じっくりともみ合った上で動意、脱炭素、水素燃料に脚光か。
エネルギー関連はインフレの話題で注目されやすいかも。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★ラグジュアリーVIP権利銘柄(****)
公開後の株価2倍達成からさらに続伸。
他の半導体関連株も息を吹き返してきたことも追い風。
次はいよいよ2006年の上場来高値が目標で上値追い。

【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆者:加藤あきら

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