マイナンバーやDX進行でビジネスチャンスが広がる銘柄など
ソフト受託開発が主力。先日は非接触検温・AI(人工知能)顔認証打刻による勤怠管理ソリューションの提供を開始した。マスク・メガネ着用時であっても瞬時に対象者を判別し、自動的に出退勤打刻する優れもので、コロナ禍での行政・自治体・企業等への利用拡大が期待できる。さらに次期首相として濃厚な菅氏が進めるデジタル庁創設の検討やマイナンバー関連としても注目される。同社は銀行・保険など金融機関やクレジット会社向けシステムで高い実績を持ち、マイナンバーやDX活用の進行でビジネスチャンスが広がる銘柄である。本日は出来高増加でますます目立つ存在になりそうだ。
TOKAIホールディングス(3167)
東海地方が地盤でLPガス販売やケーブルTV事業、さらに水の宅配や空調・衛生・電気設備工事など幅広く展開している。先日は子会社が世界中で見られている人気のオンライン動画配信サービス「Netflix」の提供を開始したとのこと。さらにNetflixと同社指定のインターネットサービスの同時契約で割引となるサービスも開始した。Netflixは新型コロナによる世界各地のロックダウンや緊急事態宣言中の巣ごもり期間中に契約数が急増した経緯がある。Netflixで配信されている韓国ドラマは日本でも人気となっており同社サービスの需要も高まりそうだ。チャートは75日線をサポートにジリ高が続いており今後も底堅い推移が想定される。
OSJBHD(5912)
橋梁総合建設。新型コロナウイルスの影響による工事中断や売上高減少のため21年3月期連結業績では3.5%増収、13.2%経常減益を見込む。しかし先週は自社株買いの実施を発表。上限を160万株(発行済み株数の1.34%)、または3億円に設定し取得期間は9月4日から12月30日までとのこと。出来高増加傾向で国土強靭化関連の波に乗り、出直り相場に期待したい局面。
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