株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-09-09 07:00:00

本日の厳選株

ワクチン開発以上の期待材料を秘めた国策関連株

新日本科学(2395)

 前臨床試験受託の国内最大手であり、医薬品の開発過程を支援する各種受託事業を展開するほか、臨床試験や医療機関支援も手掛けている。サルを用いた前臨床試験受託に強みを持ち、京大iPS細胞研究所と共同研究にも注力。 前身は動物病院併設の南日本ドッグセンターで当初はビーグル犬の繁殖や品種改良が祖業。

 業績面においては8/7に第1Q決算発表を行い、売上高は16.2%増収、営業利益は63.7%増益と好調、医薬品開発の受託研究を手がけるCRO事業が高稼働で豊富な受注残を抱える。経鼻投与基盤技術(NDS)の応用試験や鼻から脳へと薬物を送達させる技術の研究などを手がけるTR事業は、未だ収益貢献には至らないものの研究進展を報告。

 株価は3/13に安値411円をつけて5月にはV字型の反騰でそのまま年初来高値を更新、786円まで上値を伸ばした。リバウンドの背景にはマザーズ市場のアンジェス(4563)と大阪大学が進めている新型コロナウイルス向けのDNAワクチン共同開発にCROとして参画したことで注目を集めたが、極端に過熱した相場にはならずに済み、現在も底堅く推移している。単にワクチン開発の材料期待というだけでなく、ファンダメンタルの裏付けを伴った物色で上値を伸ばすだろう。

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