NY株高を好感して反発　23000円-23300円のレンジを想定

●9日のNY株式市場は、短期的なリバウンドを狙った買いが入り反発。アナリストが目標株価を引き上げたマイクロソフトなどが上昇して始まり、ダウは前日までの3日間で約1600ドル（5.5％）安、ナスダック指数は前日までの3日間で約1200ポイント（10％）安していたことから、自律反発狙いの買いが優勢となった。アストラゼネカは「開発中の新型コロナワクチンの治験を一時的に中断していたが、来週にも再開見通し」と報じられ、またファイザーが「開発を進める新型コロナウイルスワクチンに関し、順調に開発が進めば来月にも承認申請が行うことができる」と発表し、ダウの上げ幅は一時700ドルを超え主要3指数は反発。

ダウ工業株　　　　　 ２７９４０.４７（＋４３９.５８）△１.６０％
ナスダック　　　　　 １１１４１.５６（＋２９３.８７）△２.７１％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　 ３３９８.９６（＋　６７.１２）△２.０１％

★グローベックスNYダウ先物53ドル高


★本日の日経平均はNY株高を好感して、反発と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万３１８５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万３０３２円と比１５０円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万３１９０円。

★日経平均株価のポイント
２万３２１３円　５日線
２万３１８５円　ＣＭＥ日経平均先物
２万３０３２円　昨日終値
２万３０２８円　２５日線


－前営業日（9/9）のおさらい－

●日経平均株価　２万３０３２円５４銭（－２４１円５９銭）

高値２万３０５９円０２銭／安値２万２８７８円７１銭
値上がり５８８／値下がり１４９７／変わらず８７
新高値３８／新安値２
出来高　１３億６０４５万株
売買代金　２兆４１８０億円

●ＴＯＰＩＸ　１６０５.４０（－１５.４９）

●マザーズ指数　１１３１.７３（－６.９１）
マザーズ売買代金　１７０４億円　

●騰落レシオ（25日）107.86％　

●空売り比率　46.4％　

●日経平均ボラティリティー・インデックス25.37まで上昇

●ストップ高銘柄＝9日―8銘柄（気配含まず）

ストリーム・コーセーＲＥ・アールエイジ・ＫＩＹＯ
インタートレード・日鋳造・ダイヤＨＤ・ミナトＨＤ

------------------------------

●今週の主な予定

10（木）
欧 ECB理事会
日 7月 機械受注船舶・電力除く民需(前年比)
中 8月 社会融資総量
米 8月31日週次 新規失業保険申請件数
中 8月 マネーサプライM2(前年比)
中 8月 人民元建て新規融資

11（金）
米 8月 消費者物価指数(CPI)(前年比)原数値
日 メジャーSQ