国内株式市況。
　 　
本日の国内株式市場は、外国証券経由の注文状況が、売り3250万株・買い3640万株で、差し引き+390万株と、3日ぶりに買い越しに転じたことから、堅調に始まったものの、昨日の下げで上値追いに慎重になっていることや、週末でもあり、模様眺めの展開となった。

日経平均株価は、前日比34.32円高の、12439.48円。
TOPIXは、前日比4.40ポイント高の、1272.46ポイントで取引を終了した。
出来高は、17億株台を維持しているものの、出来高上位に低位株が並び、売買代金は、1兆3700億円と、8月9日以来の低水準。

業種別指数は、33業種中、29業種が上昇。
レアメタル関連で、東邦鉛（5707）・三菱マテ（5711）等の非鉄金属が値上がり率1位。
出遅れで、王子製紙（3861）・日本製紙（3893）のパルプ・紙が2位。
鉄鋼、石油・石炭製品、電気・ガス業もしっかり。

半面、三井不動産（8801）・三菱地所（8802）の不動産業が値下がり率1位。
ファーストリテイリング（9983）の下落で小売業が2位。
精密機器、倉庫・運輸関連も安い。

個別銘柄では、減資・増資で財務体質を改善し、子会社の「銀河高原ビール」の清算を発表した、東日本ハウス（1873）/295円（+50円）が買われ、Jストリーム（4308）/411000円（+50000円）とのボッドキャスト関連事業の合弁会社を設立すると発表した、オンキョー（6729）/345円（+52円）も大幅上昇。
中間決算で好業績を発表した、日本電工（5563）/446円（+37円）も急伸。
ライブドア（4753）/498円（+8円）が、子会社にすると発表した、ジャックHD（7602）/170円（+14円）も高い。

半面、昨日、日経平均組み入れの影響で、大幅上昇した反動で、ファーストリテイリング（9983）/8180円（-820円）が売られ、昨日上昇していた、超低位の、東理HD（5856）/46円（-3円）、シルバー精工（6453）/69円（-4円）も反落。


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