ニッポンバブルはこの調整期間を抜け出した後に起こり来る
投資家心理もVIXが最近まともに機能していないので、Fear&Greed指数で見てみますと、昨晩で46ポイントです。
強気派・弱気派はほぼ半々といったところ、米国株がやや軟調なので若干弱気に傾いてきたというところでしょうか。
中期的な相場の流れとしては、9月初めの天井形成からまだ日も浅いですから現状を強気トレンドの延長戦上で考えている投資家も多いのかもしれません。
実際にマザーズ指数は高値更新中で実体としても強いので、新興株や成長株などを売買している個人投資家は前のめりになりがちかもしれないですね。
昨晩になってようやく9月の天井形成につながる話が出てきましたね。
9月初めの重要変化日を通過してから色々な思惑も含めて思考を巡らせましたが、やはり表面の理由としては皆が納得しやすい材料が出てきましたね。
3月底打ち以来の中間反騰相場と辻褄を合わせるかのように、上昇シナリオの背景にある過剰流動性に関する話題で、昨晩のパウエル米FRB議長の議会証言では金融政策手段の弾切れ可能性について示唆しました。
もちろんこれはいつまでたっても共和党と民主党の間で合意に達しない、追加のコロナ財政支援を促す面があるものと推察されるほか、クラリダ米FRB副議長も似たようなコメントをしているようですからまあパフォーマンスでしょう。
しかし、相場としてはそうも言ってられず昨晩の米国株はまたしても大幅反落しました。
ということはここまでの株高を正当化する過剰流動性に水を差すような話にはどうしても敏感に反応してしまい、神経質になっているということが分かります。
つまり、上昇の波動から下落の波動に転換した材料がここにきてようやく出始めてきたというところで、この瞬間からわんさか出てくることになると同時に、悪材料出尽くしの時期も近づいてきているということです。
あとはこれの調整値幅と日柄すなわち期間が重要になるところで、大きな嵐は9月28日~10月19日までの間に襲来し、かつ、マーケットの底入れを示唆することになりそうです。
昨日も先週末も水準は変わらないものの出来高が膨らんでいます。9/18も9/23も重要変化日として意識されてきたところです。
これはおそらく海外市場におけるグローバルマネーのリバランス調整に合わせて、公的に資金を入れて下支えした可能性もありそうです。
菅新政権も発足したばかりですし、解散総選挙のうわさが飛び交っている現状で海外市況みたいな株安は致命的になりかねないですからね。
上記の期間には以前当コラムで言及した現在おかれている火星の逆行期間から10月13日を境に水星の逆行期間も重なり合ってくるため、これまでの事象が大きく逆転する現象が一気に起こってくる可能性が高くなります。
したがって、来週のうちに早々に悪材料が判明して底入れとなるか、あるいは10月第3週あたりまでに悪材料が小出しになりながら底値波乱を演出するのか、それを見極めていくことが買い判断の重要なポイントとなってくるでしょう。
一番はこのままゴルディロックス(適温相場)のような状態が続いて、気付いたら米議会の追加財政支援も中銀の追加金融緩和も決まる、相場でストレスも感じずに上昇トレンドに乗っていくだけというのがラクチンで良いのですが、それはさすがにご都合主義というものかもしれません。
やはりこれから始まるバブル相場に乗るということは、時代の転換を意味するものでもありますからそれなりの覚悟は必要なわけで、その分得られる収穫は数十年分の利益を一気に獲得してしまうような話だと思います。
そのためにも今は相場の流れに抗うことなく、ただ虎視眈々と買い場到来のチャンスを待つことに専念しておくのがよいでしょう。
先ほど申し上げたスケジュール感でいきますと、早ければ今回募集の単発スポット【バブルマネー銘柄】の公開日がマーケットの底打ちをピンポイントで捉えることができるかもしれませんね。
この調整期間を抜け出してこの10月中旬以降、そして11月米大統領選、12月の総仕上げを経て、バブルマネーは一気に日本に押し寄せ、そして文字通りの“ニッポンバブル”が明らかになってくるでしょう。
今上値を伸ばしているマザーズ銘柄も短期主眼では面白いですが、相場の大転換で狙っておきたい銘柄は【バブルマネー銘柄】のような銘柄だと思います。
≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆国際のETF VIX短期先物(1552)[ETF・ETN]
6/18ご紹介から早速9%の上昇。
ボラタイルなマーケットで生き残れるか。
今はまだ調整局面と割り切って突っ込み買いを狙いたい。
≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★緊急即日公開銘柄2020[第2弾](****)
連日の高値更新で上昇率は33%に。
出来高を伴った買い意欲は増勢。
上昇トレンド本格化で上値期待度も大。
【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆者:加藤あきら
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