堅調な業績推移に株価も上値試す動きが継続
イビデン（4062）
インテル向けICパッケージが主軸でプリント配線板も世界トップクラスを誇る。スマホ・タブレット用の電子関連事業の他にセラミック技術を活かした自動車排ガス除去に関しても強みがある。先端素材のファインセラミックや特殊炭素製品（グラファイト）は電子産業だけでなく宇宙産業や原子力産業などにまで幅広い産業で活躍する。
業績面においては8/4に第1Q決算を発表し、売上高は11.6％減収、営業利益は44.7％増益と反発。新型コロナウイルス感染拡大に伴う厳しい期初計画を発表していたが、足元ではテレワーク普及に伴うパソコンの買い替え需要やサーバー向けICパッケージ基盤の需要が堅調で想定よりも落ち込まずに済んだことを背景に上期業績を上方修正している。しかし今後5G時代到来に従いますます需要拡大が見込まれるだけに、もう一段の上振れ可能性や通期増額も期待できるかもしれない。
株価は3/17に安値1745円をつけて一時は2018年の水準まで下押し圧力がかかったが、程なくして反発に転じ4月末のうちに前期本決算内容をうけて急伸。コロナショック以前の水準を回復するとその後の足取りは堅調な推移を辿っている。さらに上記1Q決算での上方修正も加わって一段高し、9/15に3750円の年初来高値をつけて上値指向が続いている。業績面に加えて将来的な需要増で明るい見通しを背景に根強い買い安心感が投資家の支えになっていると言えるだろう。
インテル向けICパッケージが主軸でプリント配線板も世界トップクラスを誇る。スマホ・タブレット用の電子関連事業の他にセラミック技術を活かした自動車排ガス除去に関しても強みがある。先端素材のファインセラミックや特殊炭素製品（グラファイト）は電子産業だけでなく宇宙産業や原子力産業などにまで幅広い産業で活躍する。
業績面においては8/4に第1Q決算を発表し、売上高は11.6％減収、営業利益は44.7％増益と反発。新型コロナウイルス感染拡大に伴う厳しい期初計画を発表していたが、足元ではテレワーク普及に伴うパソコンの買い替え需要やサーバー向けICパッケージ基盤の需要が堅調で想定よりも落ち込まずに済んだことを背景に上期業績を上方修正している。しかし今後5G時代到来に従いますます需要拡大が見込まれるだけに、もう一段の上振れ可能性や通期増額も期待できるかもしれない。
株価は3/17に安値1745円をつけて一時は2018年の水準まで下押し圧力がかかったが、程なくして反発に転じ4月末のうちに前期本決算内容をうけて急伸。コロナショック以前の水準を回復するとその後の足取りは堅調な推移を辿っている。さらに上記1Q決算での上方修正も加わって一段高し、9/15に3750円の年初来高値をつけて上値指向が続いている。業績面に加えて将来的な需要増で明るい見通しを背景に根強い買い安心感が投資家の支えになっていると言えるだろう。
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