円高警戒するもNY株高を好感して反発　23600円-23900円のレンジを想定

●12日のNY株式市場はハイテク株に買いが入り、4営業日連続高。トランプ米政権は中小企業向け支援プログラムを単独で成立させるよう働きかけを行うなど、支援策が実施されるとの期待も相場を下支え、ダウは一時370ドルを超える上げをみせる場面もあった。個別株のコールオプション（買う権利）の大量買いでボラティリティが高いハイテク株中心に上げ幅が拡大し、ナスダック指数は9月2日に付けた過去最高値（12056ポイント）に次ぐ水準。

ダウ工業株　　　　　 ２８８３７.５２（＋２５０.６２）△０.８８％
ナスダック　　　　　 １１８７６.２６（＋２９６.３２）△２.５６％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　 ３５３４.２２（＋　５７.０９）△１.６４％

●グローベックスNYダウ先物4ドル安


★本日の日経平均は円高警戒するも、NY株高を好感して反発と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万３６１５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万３５５８円と比べ６０円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万３６２０円。

★日経平均株価のポイント
２万４０８３円　年初来高値（１月２０日）
２万３７２５円　１０月９日高値
２万３６１５円　ＣＭＥ日経平均先物
２万３５５８円　昨日終値
２万３５３６円　５日線
２万３３３９円　２５日線

★新規上場
日通システム　　　公開価格３０００円


－前営業日（10/12）のおさらい－

●日経平均株価　２万３５５８円６９銭（－６１円００銭）

高値２万３５９７円９１銭／安値２万３５０１円２６銭
値上がり８１５／値下がり１２７６／変わらず８８
新高値７９／新安値１４
出来高　８億５００７万株
売買代金　１兆７４５５億円

●ＴＯＰＩＸ　１６４３.３５（－４.０３）

●マザーズ指数　１３５１.２２（＋１６.３８）
マザーズ売買代金　２８４４億円 活況

●騰落レシオ（25日）　122.61％　過熱

●空売り比率　40.0％　

●日経平均ボラティリティー・インデックス18.98まで低下

●ストップ高銘柄＝１２日―２２銘柄（気配含まず）

ＳＥＥＤＨ・アウン・ランシステム・デュアルタプ・アズ企画
イメージ情報・グロバウェイ・ミンカブ・ＧＭＯＡＰ・ログリー
ダントーＨＤ・日金属・アーキテクツ・アクアライン・日電波
ナビタス・みらいワークス・シライ電子・松尾電機・ＩＸナレッジ
ＭＴジェネ・セキド

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●今週の主な予定

13(火)
日 9月 マネーサプライM2
米 9月 消費者物価指数(CPI)(前月比)季調値
中 9月 貿易収支(USD)

14(水)
欧 8月 鉱工業生産(前月比)
米 9月 生産者物価指数(PPI)最終需要(前年比)

15(木)
米 第２回大統領候補TV討論会（於：フロリダ州エイドリアン・アルシュト・センター）
中 9月 生産者物価指数(PPI)(前年比)
中 9月 消費者物価指数(CPI)(前月比)
欧 9月 準備資産総額
米 10月5日週次 新規失業保険申請件数
米 10月 フィラデルフィア連銀業況指数
欧 英ーEU自由貿易協定（FTA)締結交渉合意期限

16(金)
欧 8月 貿易収支(EUR)季調値
欧 9月 EU基準消費者物価指数(HICP)改定値(前月比)
米 9月 小売売上高(前月比)
米 9月 鉱工業生産(前月比)
米 9月 設備稼働率季調値
米 8月 企業在庫(前月比)
米 8月 小売在庫自動車除く改定値
米 10月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値