反落で揉み合い　23400円-23700円のレンジを想定

●13日のNY株式市場はコロナワクチンの治験中止が相次いだことで、投資家心理が悪化し反落。ジョンソン＆ジョンソンが「開発中の新型コロナウイルスワクチンに関して臨床試験参加者に原因不明の症状が出た」として治験の一時停止を発表。医薬品のイーライ・リリーも「安全性を巡る懸念から新型コロナ抗体薬の治験を中断した」ことを明らかにし売りが先行し、直近まで4日続伸していたこともあり、利益確定売りが優勢となった。

ダウ工業株　　　　　 ２８６７９.８１（－１５７.７１）▼０.５５％
ナスダック　　　　　 １１８６３.９０（－　１２.３６）▼０.１０％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　 ３５１１.９３（－　２２.２９）▼０.６３％

●グローベックスNYダウ先物23ドル高


★本日の日経平均は反落で揉み合いと読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万３５１５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万３６０１円と比べ９０円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万３５００円。

★日経平均株価のポイント
２万４０８３円　年初来高値（１月２０日）
２万３７２５円　１０月９日高値
２万３６０１円　昨日終値
２万３５７０円　５日線
２万３５１５円　ＣＭＥ日経平均先物
２万３３５５円　２５日線


－前営業日（10/13）のおさらい－

●日経平均株価　２万３６０１.７８（＋４３.０９）

高値２万３６６７.９０／安値２万３４９０.９５
値上がり１０４５／値下がり１０２８／変わらず１０３
新高値８３／新安値１２
出来高　８億７０８１万株
売買代金　１兆８４０５億円

●マザーズ指数　１３４７.０８（－４.１４）
マザーズ売買代金　２５２５億円 活況

●騰落レシオ（25日）　127.11％　過熱

●空売り比率　38.3％

●日経平均ボラティリティー・インデックス18.45まで低下

●ストップ高銘柄＝１３日―１３銘柄（気配含まず）

ランシステム・ＢＢタワー・ＪエスコムＨ・グロバウェイ
日本情報Ｃ・オリチエ・シライ電子・日電波・フィードＦ
旭化学・鈴与シンワ・ソレキア・省電舎ＨＤ

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●今週の主な予定

14(水)
欧 8月 鉱工業生産(前月比)
米 9月 生産者物価指数(PPI)最終需要(前年比)

15(木)
米 第２回大統領候補TV討論会（於：フロリダ州エイドリアン・アルシュト・センター）
中 9月 生産者物価指数(PPI)(前年比)
中 9月 消費者物価指数(CPI)(前月比)
欧 9月 準備資産総額
米 10月5日週次 新規失業保険申請件数
米 10月 フィラデルフィア連銀業況指数
欧 英ーEU自由貿易協定（FTA)締結交渉合意期限

16(金)
欧 8月 貿易収支(EUR)季調値
欧 9月 EU基準消費者物価指数(HICP)改定値(前月比)
米 9月 小売売上高(前月比)
米 9月 鉱工業生産(前月比)
米 9月 設備稼働率季調値
米 8月 企業在庫(前月比)
米 8月 小売在庫自動車除く改定値
米 10月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値