出遅れスガノミクスでトレンド転換が期待できる銘柄など
ロボットによる業務自動化を実現するソフトウエアを開発。人手不足やAI(人工知能)活用の流れを背景に市場拡大が見込まれる銘柄。昨日引け後に21年2月期の経常利益予想を2億5000万円~6億5000万円から3億7000万~6億5000万円にレンジ予想の下限を引き上げると発表した。DXの急加速に伴い同社のAI活用は大きく進展することが予想される。オンライン診療への普及や地方創生、中小企業の再編促進にも積極的な姿勢で取り組み、出遅れスガノミクス関連とも捉えられる。本日株価は出来高を伴い日足200日線を突破しており、本格的にトレンド上向きとなりそうだ。
地盤ネットホールディングス(6072)
地盤解析や震災対策商品、品質証明の請負いなどを手掛ける。ニッチな事業だが、自然災害・地震災害の多い日本ではなくてはならない価値のある存在。チャートはこのところ上下に激しい値動きから本日は調整模様となり押し目を監視。国土強靭化計画に関わる国策関連銘柄であり、地盤解析のデジタル化も期待され材料性のある銘柄だ。
バリュエンスホールディングス(9270)
ブランド品のリサイクルが主力事業。21年8月期の経常利益が前期比3.9倍の24億5000万円にV字回復する見通しになったことが伝わり本日はストップ高買い気配。コロナ禍においては宅配、出張買取を強化し、オークションのオンライン化の推進で非接触型事業に注力している。時代のニーズに素早く対応する能力は評価できる。マザーズ指数の調整につられて下押しするようなら押し目を狙いたい銘柄だ。
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