インパクトのある黒字化の上方修正で上昇が期待できる銘柄など
医薬品非臨床試験の受託が主力事業。昨日引け後に21年3月期第2四半期の経常利益を予想の1億500万円の赤字→7500万円の黒字(前年同期は5700万円の赤字)に上方修正した。受注好調で想定以上の原価改善となったことが利益を押し上げたようで、黒字化上方修正のインパクトは大きい。同社は新型コロナ治療薬やワクチン開発を支援する試験サービスも展開しており、欧米での感染再拡大となっている現状は再び注目が向きそうだ。
極東産機(6233)
自動壁紙糊付機やコンピューター式畳製造装置などを手掛ける。昨日引け後に20年9月期業績予想の上方修正を発表。営業利益が6100万円から1億2000万円へ、純利益が6100万円から6700万円に上振れて着地した。新型コロナによる影響で業績未達はあるものの市場予想を超える健闘ぶりが好感され株価急騰となった。また、先月は産業用ロボットを制作するROSECC社を完全子会社化し、事業効果による今後の業績寄与も期待できる状況にある。本日は軟調地合いにつられて売り物も降っているため安易な飛びつき買いは控えたいが、今後の押し目は監視。
ITbookホールディングス(1447)
地盤調査改良とITコンサルを手掛けている。政府のデジタル庁の創設とマイナンバーカードの利用拡大方針に沿って関連株として買われていたが、マザーズ株の一斉売りに乗じて一段安となっている。しかし今後もデジタル化への具体策などが度々打ち出されてくることは必至であり、下値の堅い展開から再浮上の期待は高い。スガノミクス本命として押し目は監視。
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