株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2020-11-06 11:30:00

後場の注目株

新素材投入と通期上方修正期待の押し目監視銘柄など

GSIクレオス(8101)
繊維主力の専門商社。今週発表の第2四半期決算で営業利益が23億100万円(前年同期比3.7倍)と8月発表の上方修正値を上回って着地。さらに通期予想(前期比76.2%増の21億円)も既に超過している。今月から基準値の約3倍の抗菌性を持つ繊維「カテキンファイバー」を新規投入し、医療向けの包帯やタオル、肌着や靴下などの素材として利用される見込み。新たな需要が見込める上に通期の上方修正も必至と見られる中、昨日よりチャートは陰線をマークしており、押し目買い候補として監視したい銘柄である。

セキュアヴェイル(3042)
情報セキュリティの設計・構築・監視するセキュリティ対策関連。菅政権ではデジタル庁創設を始めとしてデジタル政策を積極的に推し進めていく方針だが、デジタル化に必須となるのがサイバー攻撃への対応となる。さらに本日は同社子会社がLOG解析のSaaSのクラウドサービスの販売を開始。これにより膨大なビッグデーターのセキュリティ分析が可能となる。前場のこの発表では一時的に火柱が立った程度で買いの手は続かなかったが、700円付近での下値強化が進み中期的に上昇する要素のある銘柄だ。

SEMITEC(6626)
医療機器、家電、自動車向けのセンサー専業。昨日は21年3月期第2四半期の営業利益を予想の9.5億円から12億円(前年同期の実績5.49億円)に上方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、体温計向けセンサーに特需が発生している。前場は窓を開けて急伸し、再び4000円奪回に向けて買われる展開。後場は週末特有のリスク回避売りに注意が必要だが、トレンドは総じて上向きと見る。

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