決算通過して底堅い動きからリバウンドに期待
自動車のモーターや2次電池用に組み込む温度センサーが主力で、セラミクス技術と電極技術の開発力を活かして高精度・高温度対応のサーミスタ各種を手がける。高温に強いガラス封止のサーミスタエレメント、家電や住設機器・産業機器向けのサーミスタアッセンブリなどに特長を持つ。
業績面は11/13に中間決算および業績の上方修正を発表、中間期の売上高は22.9%減収、営業利益は赤字転落が続いたが、通期予想では▲6000万円から4500万円への黒字浮上を見込んで上方修正した。自動車、エアコン、カスタム部品、電子機器の全方向で減収となっていたが、自動車市況の回復をはじめ空調・カスタム部品も受注環境は改善してきている模様。
株価はコロナショック影響から3月には安値343円まで売り込まれたが、4月以降は全体底上げから一旦持ち直しの動きとなった。しかし、自動車市況の低迷や景気回復ペースが緩慢との見方から再び売り直され、とくに7月以降は調整を強いられた。
足元では上記決算をふまえるとともに同社の取引先はデンソー向けが中心で、自動運転技術「レベル4」の初商品化をにらむ中で車載向けセンサーを手がける同社の活躍の余地は大きくなる可能性もありそうだ。
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