株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-11-30 13:15:00

加藤あきらの投資戦略室

明らかに実態とかけ離れる欧米の株式市場、そして中国も実は大変な状況、日本株の優位性が見えているか

米国株は先週の感謝祭、ブラックフライデー、そして本日のサイバーマンデーを経てこれらを通過し、いよいよ例年のように年末相場へ向かっていく感が強くなってきました。

例年と大きく違うのは、年末商戦・クリスマスに沸く欧米諸国の幸せムードとは程遠い現実があることでしょうか。

新型コロナウイルスの蔓延、欧州の主要国そして米国の全土で多発している大規模デモ・暴動といった混乱、分断は日増しに激化しており、とくにフランスでは米国や香港などのように裏にデモの資金源があって半ばファッション的に仕掛けられているのとは異なり、まるで既得権益への革命みたいな動きにまで発展しているかのような懸念があります。

本当にこのグローバリスト達の“グレートリセット”だかなんだか知りませんが、罪深いですね。

ちょうど休み前にお伝えしておいたように、どうやらこの週末で米大統領選挙のゆくえもトランプ米大統領がどんでん返しする可能性が高まってきたようですし、DSはもう最後の抵抗といった段階に入ってきているものとみられます。

あとは中国をめぐる動きでは、王毅外相の来日でネット右翼(ネトウヨ)と呼ばれる保守系連中が尖閣やらコロナ感染の問題に関して大騒ぎになっていますが、中国の実情としては表向きと内情は全然違っており、内政は苦しい状況になっていると推察されます。

だから外に目を向けさせる上で外交活動を活発化させなくてはいけない事情があるとみておいた方がよいのでしょう。

実際のところ新規のビザ発給停止の現状や中国の人々も足元で感染者数が増えている日本には行きたくないと考えている人は多いようです。

一応は本日から日中間のビジネス関係者の往来が始まることとなっていますが、おそらく中国から来日する人たちは一部の富裕層などを中心に限られるのだろうと思います。

今に始まったことではありませんが、テレビなどマスコミの偏向報道がひどいので本当の実態が見えないのが問題ですが、コロナ騒動の裏では着実に状況は改善してきているとみておいてよいかと思います。

足元のところでは日本株も指数中心の上昇ですので、個人の方がお持ちの日本株ではそんな顕著な動きになっていないよ?という方は多いのかもしれませんが、現時点で日本株の優位性が見えているかどうかが今後においても特に重要な点になります。

それが分かっていれば、現状の株式相場で何に期待をしておくかと言えば、目先の上昇なんかよりも日本政府の追加補正予算と米FRBの追加緩和策でしょう。

どちらにしても、これらの効果がハッキリと表れてくるのは年内というよりも来年の年明けからと言えるでしょうし、その他に投資家が考えるのはそれまでの資金管理をどうするか?といったところかと思います。

以前にも書きましたように、悩ましいのは現状のポジションから利食いするのかどうか、そして塩漬けのものは損切りするかどうかの選択で、とにかく今は買うよりも売るかどうかを考えるのが難しいと思います。

単に買い方向での取り組みスタンスとしては、引き続き為替相場の動向監視、それと同時に株の押し目買いが狙えるチャンスを待っておけばよいでしょう。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆イーレックス(9517)[電気・ガス]
10/29ご紹介から63%上昇。
ほぼ底値圏から鋭角的にL字型反騰。
再生エネ関連の物色意欲が旺盛、新値追いの展開続く。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★加藤あきらのゴールドメソッド銘柄(****)
公開後高値更新で株価は2.5倍を突破、本日も続伸。
仮想通貨取引活況で思惑的な相場展開続く。
ただし仮想通貨はまもなく天井形成!?
仮想通貨が崩落する時、株価はどう反応するか?要注目。

【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆者:加藤あきら

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