株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-12-01 07:00:00

本日の厳選株

上昇本格化を迎える業績改善の期待株

日本ケミコン(6997)

 アルミ電解コンデンサーの最大手で、世界有数の技術競争力を有しながら一貫生産体制に強みを持つ。中でもアルミ電解箔の製造においては世界トップクラスを誇り、電気自動車(EV)や自動運転ADAS(先進運転支援システム)向けの需要増加を見込み車載用キャパシタの製造にも注力。近年とくに注目を集めている電気二重層キャパシタは他の2次電池との比較でも充放電サイクル寿命に優れる蓄電デバイスとされている。

 業績面においては11/4に中間決算を発表、売上高は9.4%減収だが営業利益は7-9月が6四半期ぶりに黒字浮上を果たし、累計でも1Q分の赤字を補って黒字転換となった。下期はとくにコロナ禍環境においても車載向けでの大幅な伸びが期待されるだけでなく、5Gやデータセンタ需要拡大に伴うICT関連設備、さらには産機向けなどの市況回復も見込まれる。

 株価は4/6に安値957円をつけてその後の5月決算発表と同時に大きく買われたが、7月にかけての戻りが一巡すると再び売り込まれることとなった。10月には5月の水準までほぼ往って来いに近いところまで調整したが、上記の中間決算発表を機に再び見直し買いを誘う動きとなった。足元では25日線を上回り出来高を伴った上昇がみられることから、本格的な上昇へ転じてきたところであると期待してよいだろう。

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