国内株式市況。
　 　
本日の国内株式市場は、米国株高や、原油価格の落ち着きを好感、寄り前の、外国証券経由の注文状況が、売り1870万株・買い3370万株で、差し引き+1500万株と、買い越し株数が、5日ぶりに、1000万株を超えたことで、CMEの日経平均先物に鞘寄せして始まった。

日経平均株価は、後場よりに、一時、12400円を割り込む場面があったものの、終日堅調に推移、この日の高値圏で取引を終了した。

日経平均株価は、前日比・143.31円高の12453.14円。
TOPIXは、前日比・14.96ポイント高の1273.60ポイントと、共に、昨日の下落幅を埋めて、取引を終了した。

業種別指数は、33業種中、31業種が上昇。
新日鉄（5401）・住金（5405）・神戸鋼（5406）・JFE（5411）の鉄鋼が、値上がり率1位。
三菱東京（8306）・UFJ(8307）・三井住友（8316）・みずほ（8411）の銀行業が2位。
証券・商品先物、その他金融業、非鉄金属なども高い。

半面、石油価格の落ち着きを受け、国際石油（1604）・石油資源（1662）の鉱業が値下がり率1位。
ニチロ（1331）・日水（1332）・マルハ（1334）の水産・農林業も安い。

個別銘柄では、第三者割当の報で、一時売買停止になっていた、オーエーシステム（7491）/418円（+80円）が、資本業務提携と財務体質強化を評価されストップ高。
韓国通信最大手のKTとGOD(ゲームオンデマンド）サービスの実証実験を行うと発表した、クラビット（4347）/2615円（+390円）もストップ高。
A&Aマテ（5391）/288円（+34円）、オーミケンシ（3111）/158円（+17円）も商いを伴い上昇。

半面、公募による新株式発行を決議した、トレイダーズ証券（8704）/209000円（-19000円）が希薄化を嫌気して売られ、このところ、にぎわっていた超低位の、森電機（6993）/82円（-16円）、中外鉱業（1491）/88円（-5円）などは、反落。


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