過去最高業績を記録したAI関連銘柄
SNS分析、ビッグデータ解析やAI業務支援ツールの開発・提供を主とするデータクラウド事業を展開。ニュースサイトなどメディア運営に特化して記事コンテンツの分析やサポート業務用チャットボット(AI自動会話)などのサービス提供なども行っている。その他、テキストマイニング(自動要約AI)、感情認識AI、顔認識AI、未来予測AIなどを開発。
業績面においては11/11に1Q決算を発表し、売上高は24.3%増収、営業利益は24.0%増益となり、四半期業績としては過去最高を記録。官公庁はじめ大手メーカー、情報・通信、金融といった幅広い顧客基盤を持ち、導入件数も安定的に増加する中、DX化推進の社会的な流れがさらに追い風となっている。
株価はコロナショック時の3/23に安値1807円まで売られ短期間でおよそ半値水準となったが、4月以降の切り返しでは底値から3倍超となる5520円まで上値を伸ばした。10月半ばで成長期待株が一斉に調整入りする流れの中、高値からはおよそ3割以上の調整を見せ、11月下旬にさしかかるところでようやく下げ止まりとなった。直近では下値を固めながら自律反発の動きが出始めており、しばらくは戻り売り圧力が強いと推測される一方で現在の水準は仕込み場とみた方がよいだろう。
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