株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-12-23 07:00:00

本日の厳選株

年の瀬こそが仕込み時、ポストコロナ銘柄

ディーディーエス(3782)

 独自の生体認証ソフトウエアの開発を主軸としており、多要素認証統合プラットフォームや指紋認証ソリューションを提供する。オンライン認証規格団体のFIDOアライアンスに国内で初めて加入し、FIDO認証はパスワードに代わる本人認証手段として注目される。クラウド認証ソリューション『マガタマプラットフォーム』をはじめ次世代の認証技術においては業界標準を確立する企業となり得る。

 業績面においては11/13に第3Q決算を発表し、売上高は1.3%増収、営業利益は赤字幅が拡大して着地。元より期末偏重となりやすい傾向があり、増収基調を維持している点も評価できよう。官公庁や大企業向けの大型案件の商談が増えてきているほか、生体認証サービスの普及が本格化する兆しが出始めている。また、実績面も認証ソリューション(「多要素認証基盤 EVE MA」、「万能認証基盤 Themis」)の出荷数が累計112万ライセンスに到達し、契約自治体数は382自治体になるなど、セキュリティ対策として本人確認が行える生体認証の導入は増加傾向が認められる。

 株価は3/17に安値146円をつけて底入れし、ウィズコロナ環境下における非接触ソリューションやテレワーク普及に伴うクラウド認証ソリューションなどが注目され、7月にはコロナショック以前の水準回復から一気に年初来高値を更新した。その後は需給面の悪化で上値の重い展開が続き、上記3Q決算発表後は見切り売りにつながって反落。足元でも下落トレンドが続いている。しかし、6月~7月にかけての膨大な出来高におけるシコリ玉の信用期日が近づいており、期日迎えからの反発を期待したい局面と言えるだろう。

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