株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2020-12-24 12:15:00

加藤あきらの投資戦略室

射撃用意!ダイヤモンドキャノン砲、発射!!!!

なんとも酷い話が出てきましたね。ちょっと大事な話なので相場解説の前に冒頭から書きたいと思います。

昨日のコラムで米国の追加コロナ対策に関し、トランプ米大統領が給付金の引き上げや無駄な支出の排除などの修正を求めて現行案では署名しないとの話を取り上げました。

超党派で提出された景気刺激策の法案は5,900ページに及ぶ膨大な内容の中には、大統領による反乱法の無効化や海外へのバラマキ(例えば米民主党⇒イラン⇒中国共産党)があり、600ドルの給付金にしても本来ならトランプ米大統領が言う2,000ドル規模の給付が可能なはずが、利権団体に中抜きさせた上で実際の給付金を3分の1以下にまで減額させているといった仕組みが暴かれました。

このような政治腐敗はなにも米国に限った話ではなく、日本においても「他人事」や「対岸の火事」で済ませることはできない話かもしれません。

さて、足元ではまさに年末年始の“餅つき相場”さながらにペッタンペッタン上がったり下がったりとせわしない相場づきになっています。

方向感がハッキリせずやりにくい印象かもしれませんが、新型コロナ問題もある中で年末特有の動きとの割り切りも必要かと思います。

やはり最近の動向では環境関連などと「買う理由が分かりやすく銘柄と紐づけられる」銘柄が物色の対象になりやすく、それ以外の銘柄はたとえ優良株、好業績株、成長期待の大きい株であっても売られる傾向にあります。

12/14付で私が書いた『本日の厳選株』の日立造船(7004)も435円⇒563円(+29%)ですから、年末までの2週間程度で3割近く獲れたとなれば十分潤いますね。

少し時間軸を伸ばして中期視点で見れば、11/5付の『本日の厳選株』で書いた三菱化工機(6331)も1972円⇒3285円(12/11高値、+66%)で再度出直り物色されてきていますので、さらに上値を伸ばしそうで楽しみですね。

これらは水素関連やごみ焼却、洋上風力発電関連などの切り口もあって、昨今の投資家が触手を伸ばしやすいテーマが備わっている銘柄と言えます。

逆にちょっと気をつけたいのが、仮想通貨の動きで昨日リップルが米SECの提訴をうけて一気に40%近く暴落、ビットコインはまだ値を保っていますが、その他の主要コインも軒並み10~20%近くの急落となって、仮想通貨をめぐる規制の議論が始まってくる雰囲気が感じられます。

株式にかぎらず相場ものの初心者は、画面上の電子的な数字が上下していることしか気にしない人が多いので、いざゲームチェンジが起こった時には頭が真っ白になって冷静な判断ができなくなるでしょう。

ですから日頃より本質的に価値のあるものを見分けて投資する力を養っていきたいものですね。

本日は米国でコロナワクチン普及の話から景気敏感株が再び買われてきましたが、代表的な鉄鋼セクターに関する好材料が日経新聞に掲載されています。

世界鉄鋼協会がまとめた世界64カ国の11月粗鋼生産量は前年同月比6.6%増で、4カ月連続の改善になっている事実にも注目すると、景気は明らかに改善方向に向かっていることがわかる記事ですね。

ということで鉄鋼セクターの小型割安株シリーズで山陽特殊製鋼(5481)の自動車向け特殊鋼メーカー、あとは当然に電炉が良くなっているわけですから中山製鋼所(5408)、合同製鐵(5410)、東京製鐵(5423)、
共英製鋼(5440)、大和工業(5444)、東京鐵鋼(5445)、大阪製鐵(5449)といった面々が狙い目になります。

もちろんこれまで市場の弱気に抗って、高炉メーカーの日本製鉄(5401)、JFE(5411)、神戸製鋼所(5406)の3社は折にふれてご紹介してきましたが、当然に今後の上昇期待は大きいとみてよいでしょう。

さらに、バリュー株のところで、昨日材料急騰でストップ高まで買われたジャパンエンジンC(6016)は船舶用エンジンを手がける企業、川田テクノロジーズ(3443)は鉄骨、橋梁を中心にロボット開発や航空事業を展開しています。

駒井ハルテック(5915)も最近値動きが良くなって風力発電の環境テーマも物色に加味されているのかもしれません。

この辺りの隠れた●●関連株探しもこの薄商い相場の中で投資妙味が際立ってくるところかと思います。

ただいま募集中の【ダイヤモンドキャノン銘柄】も非常に手がけやすい株価水準と、将来の期待材料を内包している企業だと思いますので、ぜひ年末だからこその仕込み時を狙っていきましょう。

冒頭の政治腐敗の話も含め、中国共産党ネットワークと国際金融資本、それに対抗する国際勢力図の重大な変更が生じる可能性は脅威でもあり、これ以上ないチャンスとも言えます。

ましてやコロナ禍でいろいろな制限を強制されてフラストレーションが溜まっている方も多いかと思いますが、こんな時代にダイヤモンドキャノン砲を打っ放してスカッと勝ちたいですね。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆大日光・エンジニアリング(6635)[電気機器]
12/4ご紹介から動意含みで50%上昇。
デンソー系の車載向け製品における協業を好材料視。
直近で最大の出来高を積み上げながら上値伸ばす。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★JAPANバブルマネー銘柄(****)
公開後の高値更新で一気に第2利確ポイントを突破。
息の長い相場も期待される水素関連のテーマ物色活況。
昨日の高値更新の反動から本日は利益確定売りか。

【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
山陽特殊製鋼(5481)
中山製鋼所(5408)
合同製鐵(5410)
東京製鐵(5423)
共英製鋼(5440)
大和工業(5444)
東京鐵鋼(5445)
大阪製鐵(5449)
ジャパンエンジンC(6016)
川田テクノロジーズ(3443)
駒井ハルテック(5915)

執筆者:加藤あきら

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