株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2021-01-06 15:00:00

加藤あきらの投資戦略室

円高、金利上昇の環境下でバリュー株、新興株問わず物色活況

新年相場が始まり中小型株が息を吹き返してきたようですね。

ということは、俄然個人投資家の懐が温まって売買が活況になってくることに期待したいところで、日々の売買代金は東証一部でも2兆円を超えて推移しています。

個人投資家の勢いとしてみると、大発会のストップ高銘柄が19銘柄、昨日が11銘柄、本日が9銘柄出ており、新高値銘柄も昨年末のクリスマス明けからはコンスタントに60銘柄近くが輩出されています。

大発会は丑年の格言どおり早速つまずきましたが、ここまでの市況としては悪くないですね。

為替がドル円102円台とやや円高傾向、やはり円高進行してきていますが、米国株はじめ海外の株式市場もしっかりしていますし、原油やゴールドも上昇しています。

肝心なのはここからのところで、米国上院の決選投票をふまえつつ、今晩はいよいよ米国の共和党、民主党の両院合同会議があります。ここでバイデン氏が次期大統領として決定するかどうかが見どころですが、異例の異議申し立てが行われた場合にはまた話がこじれることになります。

時を同じくしてワシントンD.Cでは、トランプ支持者たちによる今回の不正選挙に抗議する大規模なデモが行われる予定で、警戒感が高まってきています。

ザラ場中は注目のジョージア州決選投票が速報ベースで流れてきて、日経平均も方向感無く上下していましたが、現時点でも僅差のデッドヒートが繰り広げられています。

ここで再びドミニオンの不正水増しが発動されて民主党議員が大勝利という形で終わるようなら、尚更今晩のデモは過激なものになる可能性があるでしょう。場合によっては国防軍が動員されるといった事態になっても不思議はありません。

目先の相場は正直なところ、本当に皆目見当がつかないのですが、米国の民主主義がどういう展開を迎える(仮に共産主義化を許す)としても、相場および日本企業が世界的に見直される余地があること、さらに成長していく期待があることは変わらない事実でしょう。

上述したように為替の円高と金利の上昇がみられており、おそらくもっと進んで誰の目にも明らかな動きになってくるかと思いますが、そこでちゃんと実力のある企業を目利きして果敢に仕込んでいく姿勢が重要と考えています。

ここで勝負に挑んでいきたいのは商社株で伊藤忠商事(8001)、丸紅(8002)、三井物産(8031)、住友商事(8053)、三菱商事(8058)の五大商社はもちろん、双日(2768)、兼松(8020)といった老舗商社も投資妙味が増してきたと言えるでしょう。

また、中小型株も値動きが良くなってきていますので、IPO株以外にもグロース株に焦点を当てていくタイミングにあると思います。

極めて稀なパターンですが、12/23に公募価格600円で新規上場したエネチェンジ(4169)が6770円の高値をつけて超短期テンバガーを達成しましたし、仮想通貨で億万長者になって株式市場になだれ込んでくる投資家も増えてくるかと思います。

こうした強気の投資資金は相場に勢いをもたらしてくれますので、リスク度の高い新興株や成長期待株も狙っていきましょう。

対象が広いので絞り込みに苦労するかもしれませんが、ネオジャパン(3921)やサイボウズ(4776)、SBテクノロジー(4726)、オプティム(3694)など、おそらく一度はさわったことがある銘柄だと思います。

ポイントはまもなく米国市場を皮切りに決算発表シーズンが近づいていますので、好業績の優良株を中心にみておくとよいでしょう。

もちろん取り組みに不安がある方はあすなろの単発スポット銘柄をご利用いただくのもよいかと思います。今回はベテランアナリストまんもす藤井。が登場、【ニューイヤーまんもす銘柄-2021-】を募集中です。

何やら藤井が隣の席で鼻息荒く、「第2のBASE(4477)を見つけたー」と豪語しておりますので、期待できることと思います。

2021年はまだまだ始まったばかりで、儲けのチャンスが転がっていますので、一つ一つの取引を大事にしながら利益を積み上げて相場人生の中で最高の一年にしていきましょう。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆BASE(4477)[情報・通信]
昨年4/8ご紹介から最大1215%上昇で株価13倍超えを達成。
2020年の加藤コラム代表株。
2021年はこれを上回る大化け株を発掘したい。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★JAPANバブルマネー銘柄(****)
第2利確ポイント突破から更に続伸で公開後高値。
息の長い相場も期待される水素関連のテーマ物色活況。
コロナショック前の水準を回復し一段高期待高まる。

【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)

それでは新年も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
伊藤忠商事(8001)
丸紅(8002)
三井物産(8031)
住友商事(8053)
三菱商事(8058)
双日(2768)
兼松(8020)
ネオジャパン(3921)
サイボウズ(4776)
SBテクノロジー(4726)
オプティム(3694)

執筆者:加藤あきら

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