特許取得や独自性のある新技術を開発する銘柄が強い!
住宅等のリフォームを手掛ける企業。「ホームメイキャップ」という劣化した建物の美観を再現し、環境への耐性を強化する施工技術に強みがある。昨日、コンクリート建造物に関わる特許を取得したことを発表。コンクリート構造物の劣化診断を目視で正確かつ迅速に行うことができるとのことで、建設・土木業界等で需要喚起する期待感が出ている。同材料を受けて株価は連日の大幅高となっており、朝方は800円を突破する場面も見られた。一目均衡では抵抗帯を突破している為、雲上限の700円前後が下値サポートとなれば一段高が期待できそうだ。
菊水化学工業(7953)
建築物の下地から仕上げまでを手掛ける総合塗料メーカー。開発力に強みがあり、日本初の特性を持つ下地調整塗材等など他社にない優位性を発揮する付加価値の高い製品を開発している。年始にかけて塗料に関する新製品を3種類発表したことが好材料と認識され、株価は1/5から続伸している。また、昨年はコロナ禍においてクラスター対策用空気殺菌装置「ラジカルバスターV1」を販売しており、新型コロナウイルスの感染再拡大にある現状では再び注目が向く期待がある。本日前場は売りと買いが拮抗しているものの、昨日の大陽線からのモメンタムが維持できればより高値を目指すことができそうだ。
東亞合成(4045)
瞬間接着剤「アロンアルファ」が有名な化学中堅株。同社は昨年、植物由来の次世代素材「セルロースナノファイバー」の価格を従来の2割に抑える技術を開発した。セルロースナノファイバーは軽くて耐久性が高く、自動車部材での利用が拡大している。セルロース繊維をシングルナノセルロース(毛髪の1万分の1の細さ)まで解きほぐすには多大なエネルギーが必要なことがネックとなっているが、同社は東京大学との共同研究でシングルナノセルロースにまで解繊される酸化セルロースを開発。優位性のある技術力で今後の成長に期待がかかる。また、シングルナノセルロースはCO2負荷も少ないため環境関連の側面を持ち合わせていることも好材料となろう。チャートは日足75日線で切り返し、リバウンド体勢に入ったと見られる。
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