株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2021-01-07 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

目を見張るブル相場、強気の株式ストーリーを描けるか

昨晩の米国市場は凄かったですね。米10年債利回りが急伸しつつ株価もバリュー株中心に大きく上昇しました。

金利上昇に敏感なナスダックは利益確定売りが出やすかったのが特徴的な相場でした。

本日の日本株も同様に大型とくにバリュー株中心にブル相場になり、丑年らしいですね。

昨年後半から一貫してバリュー株を推してきた私としては非常にうれしい展開です。

じっくり仕込んで大きな値幅を狙う攻めの投資がようやく実ってきたと実感いただけている方も多いかと思います。

時間軸が異なる投資家も多いかと思いますが、今後の展開にもつながってきますのでバリュー株でざっと目ぼしいものを見ておきましょう。

10/1ご紹介 日本製鉄(5401) 997円⇒1457円(+46.1%)
10/1ご紹介 IHI(7013) 1384円⇒2169(+56.7%)
10/7ご紹介 三井金属(5706) 2563円⇒4055円(+58.2%)
10/7ご紹介 三井ハイテック(6966) 2024円⇒4165円(+105.8%)
10/7ご紹介 ジーエス・ユアサ(6674) 1884円⇒3165円(+68.0%)
10/16ご紹介 黒崎播磨(5352) 3030円⇒4450円(+46.9%)
10/19ご紹介 フジクラ(5803) 280円⇒498円(+77.9%)
10/19ご紹介 東邦チタニウム(5727) 675円⇒996円(+47.6%)
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12/2ご紹介  三桜工業(6584) 727円⇒1065円(+46.5%)
12/4ご紹介  新日本理化(4406) 214円⇒344円(+60.7%)
12/24ご紹介 駒井ハルテック(5915) 1877円⇒2744円(+46.2%)

他にもたくさんの上昇したバリュー株をご紹介してきましたが、何もここで上昇した銘柄を羅列して買ってくださいという話ではなく、今年はバリュー株の復権が期待できる年であるということをお伝えしたいわけです。

しかも、これまでご紹介してきた銘柄の中にはまだ低バリューの水準に放置されたままになっている銘柄もあるかと思いますので、投資アイディアとして有効と思っていただけた場合には過去のコラムバックナンバーを掘り出して参考にしていただくのもよいかと思います。

投資先企業の成長を見守るとともに、自分のポジションを育てていく楽しみも投資の醍醐味の一つと言えますね。

あとは気になるニュースの続報ですが、1月6日、米国連邦議会で民主党のバイデン候補が正式に次期大統領に決定する予定でしたが、前日のジョージア州における上院決選投票でまたしても不正が行われ、くしくも同時刻にワシントンD.Cに集合していたトランプ支持者たちが今回の米大統領選挙に対して猛烈な抗議活動を展開しています。

結局、連邦議会の採決は中断されて、現在も次期大統領が正式決定に至らないまま米国市場は取引終了しています。

ところがマーケットは、上院2議席を民主党が確保した結果を元にブルーウェーブ好感の動きでNYダウは最高値を更新したわけです。

この米大統領選挙の混迷は今後の新政権の船出にも影響を及ぼすとみられますが、株式市場にとってみればひとまず大きな不透明感の解消が何よりも買い材料になるということが改めて浮き彫りになった形です。

市場の流れに無理に逆らうことなく、強気の取り組みを貫きたいところですね。

バリュー株の取り組みで難しくなってくるのは水準訂正が一巡した後に、さらに買い上がる余地を見出せるのかが問われるところです。

例えば芝浦電子(6957)や芝浦メカトロニクス(6590)、東洋エンジニアリング(6330)、日新電機(6641)のようにPBR1.0倍が近づいて、割安感は薄れつつも独自技術や競争優位性で何か魅力があるところであれば、一段高を見込んで買ってくる機関投資家は多いと思いますし、むしろようやく弱気の空売りを手仕舞ってドテン買いに転じてくるところかもしれません。

他に牧野フライス(6135)やアマダ(6113)、タカトリ(6338)などの機械株、バリュエーションを気にしなければ平田機工(6258)やクボテック(7709)なども押し目買い妙味があるかと思いますので、狙い目でしょう。

最後に、あすなろでは只今【ニューイヤーまんもす銘柄-2021-】を募集しており、弊社アナリストのまんもす藤井。が厳選した銘柄をお届けすることとなっています。

アナリストが独自の視点から時間をかけてディープリサーチした銘柄は気合の入り方も違ってきますが、まんもす藤井。は今回も自信満々のようです。

ぜひ期待してご参加を検討の上、もし相場の疑問点や銘柄について詳しく知りたいという方は直接お電話いただければと思います。

まんもす藤井。が丁寧にこれからの相場、株式のストーリーを解説してくれるかと思いますので、お電話お待ちしています。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆レノバ(9519)[電気・ガス]
10/29ご紹介から165%上昇で株価2.6倍に!
バイデン新政権のエネルギー政策期待で大化け。
太陽光から風力まで話題性から人気化、物色意欲が尽きない。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★JAPANバブルマネー銘柄(****)
第2利確ポイント突破から一段高で公開後高値を更新。
息の長い相場も期待される水素関連のテーマ物色活況。
コロナショック前の水準を回復し一段高期待高まる。

【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)

それでは新年も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
芝浦電子(6957)
芝浦メカトロニクス(6590)
東洋エンジニアリング(6330)
日新電機(6641)
牧野フライス(6135)
アマダ(6113)
タカトリ(6338)
平田機工(6258)
クボテック(7709)

執筆者:加藤あきら

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