20時以降に営業の数少ない外食関連銘柄など
「屋台屋博多劇場」など多業種飲食店の経営やブライダル事業を展開。2度目の緊急事態宣言発令を受け政府より飲食店の時短営業の要請がある中、同社は300名以上の社員と800名を超えるアルバイトの雇用を守ること、また、パートナー企業や飲食店経営に携わるサプライヤーを守ることを使命と考え時短要請に応じない方針を決めた。東京都の場合は時短協力金の支給対象が「中小企業・個人事業主が経営する飲食店等」となっており、同社のような多数のチェーン店を傘下に置く大手企業は対象外となっている。そのため大手飲食企業に同情する声もあがっている。20時以降に営業している数少ない飲食店ということで、客足の伸びと共に売上増加が見込めそうだ。
USEN-NEXT HOLDINGS(9418)
2017年12月の経営統合により、店舗の音楽サービスの提供や、インターネット回線の販売、自動精算機(POSレジ)の製造、動画コンテンツの配信、電気・ガスエネルギーの提供など様々なサービスを提供している企業。14日発表の2021年8月期1Q連結決算では、営業利益が前年同期比23.2%増、経常利益が同41.9%増と、好調な滑り出しだった。決算が材料視され前営業日は窓を開け急伸、本日前場も大きく値を上げている。1月7日に改めて緊急事態宣言が発令されたことで巣ごもり需要が増し、同社の動画コンテンツも盛り上がりを見せる事が予想されることから、今後も上値を追う展開が期待できそう。
カイオム・バイオサイエンス(4583)
いまだに治療法が見つかっていない疾患に対する抗体医薬を創出することを目的とするバイオベンチャー企業。「ADLibシステム」という、今までの抗体作製技術とは異なるテクノロジーは、従来の免疫法では困難な抗原に対し迅速に抗体を取得するなどの強みがある。14日の後場引け後、がん治療用抗体のライセンス契約を中国の企業と締結を発表。契約一時金約1億円の他、中国などの国・地域でオプション権が行使される場合総額で最大約127億円が同社に渡るとして好材料視され株価は前営業日から続伸。本日前場は一時心理的節目である300円を上回った場面があったものの、強い売りに押されている状況。現在、約2100万株の出来高を伴っており、売りを上手く消化できれば一段高が期待できそうだ。
無料新着記事
-
この金融商品持ってますか?
株ドクターマサトの投資家診療所
(2025/03/17 12:27)
-
本日決算発表予定の銘柄など
後場の注目株
(2025/03/17 11:30)
-
70歳以上でも分かる急騰ストップ高銘柄3選
女株将軍アスナの「我に続け」
(2025/03/17 11:00)
-
会社四季報発売週が地合い転換のキッカケとなるかも
木村泰章の機関投資家が読むコラム
(2025/03/17 10:40)
-
“利益確定を第一”に優先。資金余力をUPしよう!
ズームイン!!あすなろ!
(2025/03/17 08:00)