株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 会員番号 第011-1393

(一社) 人工知能学会 会員番号:18801 (公社)日本証券アナリスト協会

あすなろ投資顧問

2021-01-21 09:15:00

投資教育コラム

【相場を観測する】チャートを用いて詳しく解説します!(第15弾)

『着眼大局着手小局』No.15

~相場の観測~

【週足】参照 =上値追いも上昇ピッチに留意=

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 前回「新展開期入りだがスピード警戒も」(記:2020/12/11)では以下のように述べた。
前回の『着眼大局着手小局No.14』はこちら

「20年3月安値(L)16,552円から直近高値(12/9)までの上げ幅は、10,265円と過去の騰落値幅①9,318円(D~G)、②9,956円(03年4月安値~06年4月高値)をクリアしたことから新展開期入りを示唆する経過となっている。」とした。
 実際には、18年高値24,270円を上回ったあと騰勢が弱まった。週間騰落値幅(前週末比較)が12月第1週の△106円(高)、第2週▲98円(安)、第3週△110円、第4週▲106円と小幅にと止まったあと12月最終週△787円、21年1月第1週△694円と上伸する上値追いとなった。
 また、3月安値(L)16,552円から直近高値28,698円(21/1/14)までの上げ幅11,612円は過去の騰落値幅11,207円=18,261円(07/7/9)から7,054円(09/3/10)までの下げ幅をクリアする二段上げが進行している。
[※その他の値幅:12,708円、12,917円、13,226円、13,814円]

 よって、現在は新展開期入から新たな上値を探る経過となっている。
主な上値水準
①V計算:31,988円=G+(G-L)
②E計算:33,588円=G+(G-D)

【日足】参照 =上値トライの経過も反動安値幅に留意=

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日足では前回「基調の維持が重要」(記:2020/12/11)では、以下のように述べた。

「20年6月安値(F)21,530円から直近高値26,817円までの上げ幅が5,287となったことから新展期入りでさらなる上値を探る経過となっている。
 ただ、安値(F)21,530円から直近高値26,817円(12/9)までの上げ幅が5,287円と前上げ幅5,360円(D~E)に接近していることから、一旦、上昇ピッチが鈍化(または反動安)する可能性もある。」とした。
 実際には、12月9日の26,817円を高値(K)に安値(L)が26,436(12月22日)と値幅が381円の小幅な範囲での動きを経て上伸した。また、年末から年始にかけて4日続落し、下げ幅が513円とやや拡大したが重要値幅694円(I~J)の範囲内に収まって切り返し高値に進んだ。
 上げ幅は、6月安値(F)21,530円から直近高値28,698円(1/14)まで7,168円と重要値幅6,626円(B~E)を上回った。

 よって、現在はさらなる上値にトライする経過となっている。その場合、主な上値は以下の水準が挙げられる。
(1)29,603円=J+(E-B)
(2)29,804円=E+(E-B)
(3)30,276円=L+(K-J)
(4)30,657円=K+(K-J)
(5)31,614円=A+(A-B)

 ただ、高値(E)23,178円から直近高値28,698円(1/14)までの値幅5,520円や安値(J)22,877円からの値幅が5,721円となっており一段の上値追いから均衡値(2)接近では騰勢が鈍化(または反動安)する可能性もある。
 また、上げ基調を維持するには、騰落値幅▲694円(I~J)程度に留まることが重要となっているが、同値幅を上回ると拡大につながりやすくなる。
 その場合の値幅は、①1,235円(G~H)、②1,415円(F~G)、③1,648円(E~F)の値幅が挙げられる。

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【脳活 逆さチャート】参照

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~基調の変化の捉え方~
 保ち合い(エネルギーを蓄える)のあとの“放れ”は「一方向へ進む」である。また、現在進んでいる方向は永遠ではなく、何れ方向を変えることになる。これもまた過去において「静~動~反動」と繰り返され、小さな変化から大きな変化へと進展する否定できない事実がある。
 現在は、小幅な値幅(静または反動)を挟みほぼ「一本調子」(動)で進んでいる。基調の変化の捉え方を身につけたいものだ。

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【フォーカス】 ※TOPIX日足チャート参照

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~18年1月高値にトライ~
 前回の「上値をうかがう経過」(記:2020/12/11)では以下のように述べた。

「11月24日に1,762pと20年1月高値1,744pを更新し、27日には高値(H)1,786pと進んだことからさらなる上値をうかがう経過となっている。」とした。
 実際には、20年10月安値(G)1,579p以降の反動安値幅が32P(11/27~30、12/18~22)で収まり、直近高値1,873p(21.1/14)と上伸した。

 よって、現在は18年1月高値1,911pにトライする経過となっている。その場合、上値は以下の水準が挙げられる。
(1)1,884=G+(D-C)
(2)1,890=E+(D-A)
(3)1,935=D+(D-C)
(4)2,024=D+(D-A)

 ただ、高値接近では騰勢鈍化も。基調維持の反動安値幅に十分留意。

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【備考】 ~(1)マザーズ (2)NYダウ工業株30種 (3)ナスダック~

★参照チャート 備考(1)マザーズ

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~調整局面進行~
 前回(記:20/12/11)は、「値幅調整へ進展か」では以下のように述べた。

「高値(F)1,265p以降は、安値(E)1,155p下回らずにボックスの形成となったことから安値(E)1,155pの維持が焦点となっている。この水準を下回ると、一旦下値を探る動きにつながりやすくなる。一方、上げ幅110p(E~F)を上回ることが反転(示唆)につながるシグナルとなる。」とした。
 実際には、戻り高値が高値(F)1,265pと同値となったあと安値(E)1,155p下回らず1,156pで踏みとどまる動きを経て反落し、安値(G)1,128pと前安値(E)1,155pを下回り、高値(F)からの下げ幅が137pと前下げ幅210p(D~E)の範囲内に止まって切り返した。
 ただ、直近の戻りは1,238p(21.1/13)で安値(G)1,128pからの上げ幅が110pと前上げ(戻り)幅110p(E~F)の影響を受ける格好で調整相場が進行している。
 よって、現在は高値(F)1,265pと安値(G)1,128pの何れをブレイクするかが焦点となっている。安値を割り込まず高値を上回ると前高値(D)1,365pを試す動きにつながりやすく、同高値を上回ると新たな上値に進む経過となる。

 その場合、上値は以下の水準が挙げられる。
(1)1,375p=F+(F-E)
(2)1,412p=G+284p(20.8/28~D)
(3)1,451p=C+(B-A)
(4)1,545p=G+(D-C)
(5)1,563p=B+(B-A)

 一方、安値(G)1,128pを下回ると新たな下値を探る動きにつながりやすくなる。
その場合、主な下値は以下の水準(基本計算)が挙げられる。
(1)1,055p=F-(D-E)・・・N(エヌ)計算
(2)1,045p=E-(F-E)・・・V(ヴイ)計算
(3)945p=E-(D-E)・・・・・E(イー)計算

★参照チャート 備考(2) NYダウ平均(日足)

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=上値追いの経過も基調の維持に留意=

 前回は「新展開期入りも基調の維持に留意」(記:20/12/11)として以下のように述べた。

「騰勢が鈍化し一進一退となるなか上値と下値を共に切り上げた。11月24日に高値30,046ドル、30日安値29,638ドルを経て、12月4日には30,218ドルの高値に進み今年2月高値(A)29,551ドルを更新したことから新展開期入りとなっている。」とした。
 実際には、20年2月高値(A)29,551ドル更新以後の騰勢鈍化も徐々に上値と下値を共に切り上げ、順次上値均衡値をクリアし30,606ドルの高値で20年を終えた。
 また、21年に入り初日の▲382ドル安のあと4日連騰(△874ドル高)で31,097ドルと高値に進んだ。

 よって、現在は上げ基調の継続から高値を追う経過となっている。主な上値としては、以下の水準が挙げられる。
(1)31,699ドル=S+(S-V)
(2)32,543ドル=V+(K-F)
(3)33,996ドル=P+(M-F)

 一方、上値を追う経過も基調の維持に留意。昨年10月安値(V)26,501ドル以降、最大の反動安値幅687ドル(11/16~20)の維持が重要となる。この値幅を上回ると下げ幅の拡大につながりやすくなる。
 その場合の値幅は、1,269ドル(9/16~23)や1,408ドル(8/19~9/2)、1,663ドル(7/30~8/12)などが挙げられる。

★参照チャート 備考(3) ナスダック(日足)

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=上値トライの基調=

 前回は「新たな高値を探る経過」(記:20/12/11)として、以下のように述べた。

「安値(H)10,911p以降の上げは、11月25日に高値(E)12,056pを更新。12月8日には12,582pと上伸したことから、9月以降の調整を経て新たな高値を探る経過となっている。」とした。
 実際には、安値(H)10,911p以降の上げは、反動安値幅を342p(11/6~10)、244p(12/8~9)、201p(12/28~21/1/4)と縮小しながら上伸し、重要値幅2,564pを上回り13,201p(1/8)と高値に進んだ。

 よって、現在はさらなる上値を探る経過となっている。その場合、主な上値としては以下の水準が挙げられる。
(1)13,480p=E+(E-F)
(2)13,589p=F+(A-B)
(3)13,792p=F+(C-B)

 一方、現在の安値(H)10,911p以降の基調を維持するには反動安値幅342pの維持が重要となっている。同値幅を上回ると965p(G~H)ないし984p(10/30~11/6)へ拡大しやすくなる。さらに、これらの値幅を超えると1,244p(F~G)、最重要値幅1,424p(E~F)などを試す可能性が高まる。

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新型コロナウィルスの感染症拡散事態が一日も早く終息し、平穏な日常生活を取り戻せるよう心から願っております。
第三波の爆発的感染者数急増!するなか、次なる第四波を警告する見解も・・・
止まない雨はないといいます。希望をもって今を耐え乗り越えましょう!
オタガイニ(*^-^)/\(^-^*)ガンバロー!
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執筆:長森伸行

≪執筆者略歴≫
元山一證券投資情報部次長・国内で「一目均衡表」チヤート分析の第一人者。元日本テクニカルアナリスト協会セミナー講師で「一目均衡表」を担当。証券業会に50年間携わった重鎮、自立して儲けられる投資家のインストラクター的な存在。

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