バイデン新米大統領就任、米株は史上最高値を更新
米国株式市場は絵に描いたようなご祝儀相場でNYダウ、S&P500、ナスダックそれぞれに最高値を更新しました。
異例の無観客とも言えるような全く盛り上がらない新大統領就任式に、人気の感じられないトレードルームで虚しくコンピュータのアルゴリズムで吊り上げられる株式指数の上昇は何とも無味乾燥で味気ないものに映りますが、これも仕方ないことでしょう。
いずれにしても自由主義と共産主義の対立構造はむしろ表面化した形で、今後のゆくえはまだ予断を許さない状況が続くということです。気を引き締める必要がありますね。
むしろこれでハッキリしてくるのは先進テクノロジーからもたらされる本格的なデータ駆動型社会、AIやビッグデータの存在感がますます高まっていく社会が到来することでしょう。
米民主党は金融、ITの利権構造が強いですので、これまでのビッグテックがさらに強権化していく未来も考えられます。
株式の銘柄選択においても新興系のテックカンパニーは早々におさえていく必要がありそうですね。
一応こうした状況を想定して、以前にもJIG-SAW(3914)なんかを紹介しておいたのですが、12/25に9460円のご紹介で、なんといつの間にか14380円まで上値を伸ばしていました。
というわけで、すでに1.5倍になっていました(笑)。
気を取り直して、他にAI関連を洗い出してみておきましょう。
数年前にAI関連株ブームというのがありましたが、代表的なところでブレインパッド(3655)やシルバーエッグ(3961)、チェンジ(3962)、ユーザーローカル(3984)といったAIのアルゴリズムに強い企業を探しましたね。
こんな調子で3000番台のかつてIPO勢を羅列してしまうと、なにぶん頭のリストが古いことがバレてしまいますね。アップデートが必要です(笑)。
4000番台に近い比較的新興の企業だとPKSHA(3993)やKudan(4425)、ALBERT(3906)、トビラシステムズ(4441)、ニューラルポケット(4056)といったところで、あとは直近IPOのプレイド(4165)など一つ一つコツコツと企業の事業内容みていくしかなさそうですね。
テックカンパニー好きの投資家にとっては待ちに待った投資タイミングが来たと言ってもよいかと思いますので、この機会を逃さず本領発揮しちゃってください。
まもなく企業決算シーズンですので、慌てずとも決算を1つ1つ見ていく中で新興系の企業に目を向けていくのも良い機会かもしれないですね。
≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆JIG-SAW(3914)[人工知能]
12/25ご紹介から52%上昇。
昨年末より順調に上値を伸ばして本日高値更新。
実力以上のプレミアム評価をうけるテックカンパニーにこそ注目か。
≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★天昇ダブルテンバガーお年玉特典銘柄(****)
新年早々から35%の急上昇。
良い意味で期待を裏切ってくれる日本を代表する大型株。
バリュー株としての相場立ち上がりで上値余地は十分。
【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
ブレインパッド(3655)
シルバーエッグ・テクノロジー(3961)
チェンジ(3962)
ユーザーローカル(3984)
PKSHA Technology(3993)
Kudan(4425)
ALBERT(3906)
トビラシステムズ(4441)
ニューラルポケット(4056)
プレイド(4165)
執筆者:加藤あきら
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