仕込み時のThe「5G」銘柄か
通信系計測器を扱う企業。5Gの商品開発を支援する5Gテストプラットフォームの開発や、IoT機器のテストソリューション、また「CASE」に対応した計測ソリューションを提供する。具体的には、5Gエリアの重複による電波干渉の測定やロボットのリモート操作の遅延時間の測定、「C-V2X」など車通信に使われる通信技術の強化などを行っている等、5Gを始めとする次世代技術のカバレッジが広い。
業績面において、昨年10/29発表の第2四半期決算(累計)では、売上高が前年同期比4.7%増、営業利益が同48.5%増と大幅増益となった。世界的なクラウドサービスの高度化や5Gニーズの需要増が大きな増益要因となった。特に中国における5G需要が顕著だったようだ。アメリカでは新たな周波数帯域を開放、世界的な5G機器端末開発の潮流に加え、テレワーク環境の移行も同社にとっては追い風となるだろう。
株価は計測事業の受注鈍化を受けて11/2に安値2180円を付けた。需給の改善から値を戻すも100日移動平均線が抵抗ラインとして上値が重い展開が続いていた。12/25に総務省が基地局の整備目標を引き上げたことで1/5に100日移動平均線をブレイク。以降株価の騰勢を強めている。直近では高値圏でもみ合いが続いており、押し目を狙って仕込んでおきたいところだ。なお、本日決算発表予定のため発表前後の株価乱高下には注意しておきたい。
無料新着記事
-
VIP会員が語るあすなろサービスの本質
あすなろ動画【ASUNARO CLUB】
(2025/03/17 15:30)
-
この金融商品持ってますか?
株ドクターマサトの投資家診療所
(2025/03/17 12:30)
-
本日決算発表予定の銘柄など
後場の注目株
(2025/03/17 11:30)
-
70歳以上でも分かる急騰ストップ高銘柄3選
女株将軍アスナの「我に続け」
(2025/03/17 11:00)
-
会社四季報発売週が地合い転換のキッカケとなるかも
木村泰章の機関投資家が読むコラム
(2025/03/17 10:40)