2021年、1月の出足は日経平均もTOPIXも月初から上値を試す動きが出て月末に失速、やや上ヒゲを伸ばした十字足を形成しました。

2月に突入してこの2日間は先月末の下げ分を埋め戻す動きを見せ、高値圏での乱高下、つまり高値波乱を演出しました。

多くの企業は決算発表シーズンを迎えて、決算前後でのポジション調整の動きや、反対に決算内容を好感した短期材料物色なども入り乱れるため、余計に市場のボラティリティにスパイスを加える形となっています。

足元の上下動も気になりますが、市場を取り巻く大きな流れを感じ取ることが重要です。

今、世界情勢は大きく揺り動いており、米国では大統領選を通過してバイデン新政権に移りましたが、まともに機能しているとは言えず、米株市場も話題のゲームストップ株をめぐり規制の話が出るなど混乱が生じています。

また、中国においても足元でバブル潰しと言いますか、当局は不動産ローン総量規制に動き出しており、マーケットでは資金流出につながりかねない話と言えるでしょう。

ただ、その代わり米国、中国とこれまで世界中のマネーを呼び込んできた二大国が規制等で資金の受け皿としての役割を終えようとしているのであれば、残るは消去法的に日本株、あるいは日本の不動産の存在感が高まることにつながると考えられるわけです。

これも日本バブルに向けての前兆の一つと捉えることもでき、グローバルマネーの交通整理がより顕著なものとなっていると言えるでしょう。

最後に、今週は私が全面監修の単発スポット銘柄【加藤あきらのプラチナメソッド銘柄】を募集させていただいております。

昨年から徹底して企業取材を行い、執念を持って特大材料が内包されている事実を突き止めた肝いりの銘柄でもありますので、この機会を逃さずにご参加いただきたいと思っています。

足元の相場におけるご不明な点やご不安な点がある方は加藤宛に気兼ねなくご相談をお寄せください。

疑問点を解消し、自信を持って投資できる銘柄に集中するのが資産を大きく飛躍させる近道になるでしょう。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆識学（7049）[サービス]
1/20ご紹介から33％上昇。
証券会社のカバレッジ開始なども後押しし上値追い。
新高値更新からの上昇モメンタムが継続。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★ニューイヤーまんもす銘柄（****）
足元の決算も上値追い材料にあっと言う間に33％上昇
ストップ高交じりの急騰で利確ポイントを軽々突破。
出来高も膨らみ上昇に拍車がかかる展開。

【 相 場 の 格 言 】
『変えるにはリスクが伴う。 変えなければもっと大きなリスクが伴う。』
（ジョン・ヤング）

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
【加藤あきらのプラチナメソッド銘柄】

執筆者：加藤あきら