動意本格化の前に仕込んでおきたい銘柄
日油(4403)
油化事業である脂肪酸類、脂肪酸誘導体、界面活性剤等油脂化学分野の製品に加え、化成事業においてはアルキレンオキサイド誘導体やアクリル酸エステル等をベースとした種々の機能性製品を手掛ける企業。それぞれニッチな製品でありながら、各業界でオンリーワン、ナンバーワンの技術を持っている点が強みと言えよう。
2/3発表の3Q決算（累計）では、売上高が前年同期比8.9％減の1208億円、営業利益が8.1％減の179億円で着地。世界的な新型コロナウイルス感染拡大による主力製品等の需要減少が響いた模様だ。一方、ライフサイエンスセグメントで衛生関連材料や医薬品原料などが好調に推移、自動車分野においても需要回復が想定以上の見通しとして通期業績の上方修正を発表している。
株価は昨年11月頃から中長期的に見た上昇トレンドが継続している模様で、足元ではもみあいをこなして小動意付いている。2/3には自社株買いも発表しており注目が集まりそうだ。また上述の上方修正を受けてファンダメンタルズ面にも改善が見られ、今後の動向をマークしておきたい。
油化事業である脂肪酸類、脂肪酸誘導体、界面活性剤等油脂化学分野の製品に加え、化成事業においてはアルキレンオキサイド誘導体やアクリル酸エステル等をベースとした種々の機能性製品を手掛ける企業。それぞれニッチな製品でありながら、各業界でオンリーワン、ナンバーワンの技術を持っている点が強みと言えよう。
2/3発表の3Q決算（累計）では、売上高が前年同期比8.9％減の1208億円、営業利益が8.1％減の179億円で着地。世界的な新型コロナウイルス感染拡大による主力製品等の需要減少が響いた模様だ。一方、ライフサイエンスセグメントで衛生関連材料や医薬品原料などが好調に推移、自動車分野においても需要回復が想定以上の見通しとして通期業績の上方修正を発表している。
株価は昨年11月頃から中長期的に見た上昇トレンドが継続している模様で、足元ではもみあいをこなして小動意付いている。2/3には自社株買いも発表しており注目が集まりそうだ。また上述の上方修正を受けてファンダメンタルズ面にも改善が見られ、今後の動向をマークしておきたい。
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