水素・半導体などの話題性がある銘柄
LED・半導体用「リードフレーム」、「オプトデバイス」、スマートフォンなどの0.35mm以下のファインピッチに対応した「コネクタ」などを生産するメーカー。2020年9月30日には「水素燃料電池主要部品ガス拡散層一体型金属セパレータ」という低コストと小型化を実現した燃料電池用の新型セパレータの製造ラインの確立のための資金を、グリーンローンで調達した。
2/5発表の3Q決算(累計)では、売上高が前年同期比0.4%減の167億円、営業利益が11.5%増の11億円で着地。中国を中心とした経済の持ち直しから、主力製品のコネクタ用部品における自動車向け部品の需要回復、ウェアラブル端末向け部品も高い水準の需要を継続している模様。併せて通期業績の上方修正を発表し、従来より売上高が10.7%増、営業利益は61.3%増にそれぞれ上乗せしている。加えて期末配当予想を30円から40円に引き上げ、前期比で5円増配する見込みとした。
株価は10/30の安値1025円を起点として、25日移動平均線をサポートに中期的な上昇トレンドが継続している。12/10には半導体関連の出遅れ感とバリュエーション面から買われ、2年8か月ぶりの高値1648円を付ける場面があった。だが買いが続かず日柄を調整した後で改めて上値を目指す動きが強まった。上記2/5発表の3Q決算が好感されて上放れの動きとなり、足元では高値2004円まで上値を伸ばすなど強含みで推移している。PBRは0.8倍台と依然として割安感もあり、心理的節目と見られる2000円を足掛かりに更なる上値を目指しそうだ。
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