NY株高を好感し反発　28800-29300円のレンジを想定

【米国株】
　8日のNY株式市場はダウが続伸した一方、ハイテク株が売られナスダック指数は反落。追加経済対策が「現行の支援策の期限を迎える14日までに成立する見通し」となり買いが先行した。一方、金利が上昇し、高PER銘柄が多いハイテク株は割高感が意識され売りが優勢。割高なグロース（成長）株から景気動向に敏感なバリュー（割安）株への資金シフトが起こった。ダウは一時651ドル高まで上伸し取引時間中の史上最高値を更新したが、引けにかけては利益確定の売りが出て上げ幅を縮小。ナスダック指数は下げ幅を拡大し大幅反落となった。

【注目ＡＤＲ】
銘柄名　　　　　国内引け　　 ＡＤＲ　　　　対比　　　 騰落率
ソフトバンク　　9,818.0　　　9,657.7　　　-160.3　　　-1.63%


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価はNY株高を好感し、反発の展開と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万８８３０円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万８７４３円と比べ９０円ほど高い水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価ＰＥＲ：22.09
　　　　　　　ＰＢＲ：1.29
　 配当利回り：1.66

●騰落レシオ（25日）109.60％
●空売り比率　41.4％
●日経平均ボラティリティー・インデックス27.64まで上昇


－【前営業日（3/8）のおさらい】－
●日経平均株価　２万８７４３円２５銭（－１２１円０７銭）

高値２万９２５５円９０銭／安値２万８６４４円２６銭
値上がり１２１１／値下がり８８９／変わらず９４
新高値９０／新安値１
出来高　１５億１１０２万株
売買代金　２兆９８６２億円

●ＴＯＰＩＸ　１８９３.５８（－２.６０）

●マザーズ指数　１１４７.８６（－２０.０４）
　マザーズ売買代金 １５６５億円 　

●ストップ高銘柄　８日―１０銘柄（気配含まず）
コーアツ工業・シーズメン・丸順・倉庫精・イグニス・ニレコ
エコミック・メディアＳ・宮越ＨＤ・サマンサＪＰ

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【今週のタイムテーブル】

9(火)
日 Q4 国内総生産(GDP)年率2次速報値(前期比)
欧 Q4 国内総生産(GDP)改定値(前期比)
欧 Q4 就業者数改定値

10(水)
中 2月 消費者物価指数(CPI)
中 2月 生産者物価指数(PPI)
中 2月 外国直接投資(前年比)

11(木)
米 2月 クリーブランド連銀CPI
米 2月22日週次 継続失業保険受給総数
欧 ECB理事会（フランクフルト）

12(金)
日 メジャーSQ